ブログやYouTubeなどの動画投稿サイトに動画をアップロードするとき、挿入する素材に困ることがありますよね。
インターネットで検索すれば、無料で利用できる素材もたしかにたくさんありますが、無料であるがゆえにどこのサイトや動画でも使われていたり、作品としてのクオリティが低いなど、ブランディングが重要なこの世界ではいまいちと言わざるを得ません。
そこでおすすめするのが「PIXTA(ピクスタ)」で、2019年現在で約4千万点の写真やイラスト、動画素材に音楽素材をオンライン上で販売しているサイトです。
フリー素材とは違い、素材を有料で販売していることから、最低でもお金が取れるだけのクオリティを有した作品ばかりなので、安心してあなたのメディアに使うことができますし、なによりもライバルとの差別化に一役買ってくれます。
本記事では、PIXTAをおすすめする理由についてくわしくお伝えしていきますので、ライバルに差をつけたい、もっとハイクオリティな素材がほしい、などのお悩みがあれば、ぜひ参考にしてくださいね。
「PIXTA(ピクスタ)」はこんなサイト
そもそも「PIXTA(ピクスタ)」とは、写真や動画、イラスト、音楽素材などを売りたいユーザーと、それを使いたいユーザーを結びつけるサービスを行っているサイトです。
こういった流れがあるサービスを「ストックフォト」と言い、検索すればPIXTA以外にもたくさんのサイトがヒットするはずです。
ストックフォトの利点
ストックフォトは、投稿側にも利用する側にもメリットがありますが、個人的には利用者側のメリットの方が大きいと思っています。
投稿者は自分の作品を販売することができるので、カメラが趣味の人や、プロのカメラマンは副業気分で収入を増やすにはもってこいですよね。
ポイント
トップストックフォトグラファーにもなると月収80万円稼ぐ人もいるほどですから、もはや副業ではなく本業の収入すらも軽く上回ってしまっています。
一方、購入側のメリットと言えば、さまざまなニーズに合わせた素材を数万点の中から選べることにあります。
「こんな素材があったらいいなぁ」とフリー素材を検索しても、どうしても意図と微妙にズレた素材ばかりになりがちです。
しかし、PIXTAのような有料のストックフォトなら、まさにかゆい所に手が届くような、ピンポイントでこちらの意図に沿った素材を選ぶことができます。
クリエイトする側なら共感してもらえると思いますが、意外と困ることが多いので、ストックフォトを利用することはメリットが大きいはずです。
素材選びにPIXTAがおすすめな4つの理由
数あるストックフォトサービスの中でも、PIXTAをおすすめする理由は4つあります。
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ハイクオリティな作品でライバルとの差別化が図れる
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きびしい審査を通過した作品だけが販売されている
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ブログや動画に挿入しやすい素材が揃っている
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国内最大級の作品数で選択肢が広く持てる
それぞれ詳しく解説していきますね。
①ハイクオリティな作品でライバルとの差別化が図れる
しつこいようですが、フリー素材を使用するのはあまりおすすめできません。
「この写真、どこか別のブログで見たことがある・・・」
読者がこのように思ってしまうと、途端に記事に対する興味がなくなり、離脱率が高まります。
そういったリスクを減らすためにも、PIXTAのようなストックフォトサービスを利用するべきなのです。
とくにPIXITAは投稿されている素材の質が高いことで定評があります。 これを利用しない手はないでしょう。
②きびしい審査を通過した作品だけが販売されている
PIXITの作品は、実はきびしい審査を通過した作品だけしかアップロードできないことになっています。
つまり、最低でも作品としてのクオリティが担保されているものばかり、と解釈できますよね。
これがハイクオリティと言われる所以で、ほかのサイトや動画で見かけることのない、オンリーワンに近い作品を使用することができます。
③ブログや動画に挿入しやすい素材が揃っている
ストックフォトサービスということもあって、PIXITに投稿されている作品たちの多くは、シチュエーションなどにこだわった、まさに素材として使える状態で作り上げられたものばかりです。
クリエイターたちの細かいニーズを満たすマニアックな作品から、ベタで王道な作品まで幅広くアップロードされているので、フリー素材のように「これじゃないんだよなぁ・・・」ということがほぼありません。 これはクリエイター側にとっては大きなメリットですよね。
④国内最大級の作品数で選択肢が広く持てる
2019年現在、PIXITに投稿されている作品数は約4千万点です。
これは国内最大級の数字で、ほかのストックフォトサービスと比べても群を抜いています。
ポイント
作品投稿数が多いということは、それだけ活気があるサービスであり、今後も作品数が増える見込みが高いことは容易に想像できますよね。
作品数が増える=クリエイターは選択肢が広がることになるので、より質の高い記事や動画を作り上げることにもつながります。
PIXTAの最大のデメリットは価格が高いこと
たくさんのメリットがあるPIXTAですが、デメリットもあることを忘れてはいけません。
といっても、使用する側のユーザーにとってはひとつだけです。
それは、「価格が高い」ことにあります。
まずは、こちらの料金一覧をごらんください。
サイズ |
利用用途 |
価格(税込み) |
S (640×180px) |
WEB用 |
648円 |
M (2400×1500px) |
はがき、A5印刷用 |
1,944円 |
L (3200×2400px) |
A4印刷用、パンフレット表紙など |
3,564円 |
XL (5200×3900px) |
A3印刷用 |
5,400円 |
V (ベクター) |
カスタマイズ用データ、大判印刷など |
3,780円 |
上記の価格表は写真・イラストの価格ですが、Sサイズで考えてみると、ひとつのブログ記事に4枚の写真を挿入した場合、それだけで2,952円もかかります。
続いて、イラストで考えてみましょう。
A4サイズに該当するLサイズを1枚購入すると3,564円です。
高いと感じるのはわたしだけではないはずです。
ポイント
気軽に買える金額とはお世辞にも言い難いですが、ただ、制作にかかっている手間や時間、クオリティの高さを考えるとこれくらいの価格になっても仕方がないとは思います。
価格に見合うだけの価値はあるので、ここぞというときに使用するのがちょうど良いのかもしれません。
頻繁に更新するなら定期契約がおすすめ
これでは高すぎて使えないけど、もっとPIXTAの作品をたくさん使いたい!という人には、定期契約がおすすめです。
たとえば、Lサイズを単品で1枚購入すると3,564円とかなり割高なのに対し、定額制プランを利用すれば1枚あたり234円~972円(契約プランによります)で購入することができます。
月額利用料金にすると、6,264円~58,320円(月額利用金額が低いと1枚単価があがります)なので、自分に合ったプランを選べばかなりお得にハイクオリティな素材が使えます。
大量に使う人は1年プランがおすすめで、1日25点までなら使いたい放題、なおかつLサイズなら1枚あたり40円、それでいて利用料金が29,700円とかなりお得です。
まとめ
PIXTAについてお伝えしてきましたが、クリエイター側の人間なら登録だけでもしておいた方が絶対に良いです。
登録自体は無料な上に、無料の素材も使えたり、画質の確認などもできます。
まずはじっくりPIXTAの作品をチェックして、自分の作り出すコンテンツにマッチしているかどうか確認してみましょう。
豊富なラインナップに、あなたはかならず満足するはずです。