宮川大輔さんの高速ダンスでおなじみの「PayPay(ペイペイ)」、ご存知でしょうか。
あれだけインパクトがすごいCMなら、名前だけでもあたまに残りますよね(笑)
ですが、実際にどんなサービスなのか、なにができて、どう便利なのかなど、CMだけでは完全に理解するのはむずかしいと思います。
そこで、「PayPayって?」と、あたまにハテナマークが浮かんでいるあなたに向けた解説をしていきますので、気になるけど使い方や使用がわからなくてもじもじしているなら、ぜひ参考にしてくださいね。
「PayPay」はこんなサービス
まずは、「PayPay」がどんなサービスなのかについてお伝えしていきますね。
「CMのインパクトが強すぎて、名前しかわからない」
という人はたくさんいると思いますが、PayPayはスマホで決済できるアプリのことで、あのソフトバンクとヤフーが共同経営しているサービスなんです。
アプリに現金をチャージすることで、提携店舗であればスマホを店員さんに見せるだけで決済ができてしまいます。
実際にやってみるとわかりますが、いちいち財布から小銭を出したり、細かく計算する必要がないので、レジ前でのもたつきがなく、スムーズかつストレスフリーでレジを終わらせられるのが魅力です。
こういったスマホなどで決済ができるサービスは、消費税10%引き上げの波にのって加速的に普及しています。
ポイント
とくに、PayPayの場合、親会社がソフトバンク・ヤフーと大会社であることや、2019年10月現在で登録者数が1500万人にものぼっていることから、人気のあるスマホ決済サービスであることがわかります。
PayPayの使い方
「スマホの扱いは苦手で・・・」
ご年配の方だと、スマホの使い方もよくわからないのにアプリで支払するなんてむずかしそう、といった不安があると思います。
しかし、スマホ決済に限ってはそんな心配は不要です。
PayPayを例に基本的な流れを説明すると
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1・現金をPayPayにチャージ(入金)する
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2・提携店舗にてアプリを起動
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3・QRコードかバーコードをアプリが自動で作成
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4・レジ前のQRコードリーダーか店員にバーコードリーダーで読み取ってもらうだけ
専門用語が多くてむずかしそうに見えるかもしれませんが、簡単に言えばお金をPayPayに入れて、店員さんにアプリを起動して見せればいいんです。
メモ
それでもわからないときは、思い切って店員さんに使い方を訪ねてみてください。
対応店舗の店員さんであれば、使い方を熟知しているので丁寧に教えてくれるはずですよ。
PayPayで主にできる3つのこと
PayPayを利用することでできることは主に3つで、以下の通りです。
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現金の代わりとして使える
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送金ができる
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PayPayモールやPayPayフリマなどの独自のサービスが利用できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①現金の代わりとして使える
PayPayの利用目的は、主に現金の代わりとして使えることにあります。
中高年などの年配層は、いまだに現金主義の方が多いとニュースでも取り上げられていましたが、この先の未来、かならずスマホ決済が主流になります。
理由としては、お財布を出す必要がない、現金の残数を心配しなくて良い、レジがスムーズで混雑しない、ポイント還元があるなど、現金で処理するよりもメリットが大きいからです。
さらに、PayPayはクレジットカードも登録することができるので、万が一PayPayに入金を忘れていたとしてもクレジットカードのように使えるため、重たい財布を持ち歩く意味がなくなります。
②送金ができる
PayPayは、支払うだけでなく、特定の人への送金も可能です。
たとえば家族間での送金はもちろん、友人・知人などの少し遠い間柄でもOKです。
ただし、事前に送金したい相手のPayPayIDを登録したり、電話番号を入力しておく必要があるので、その点だけは注意が必要です。 また、ほんとうに信頼のおける間柄でないと、トラブルに発展することも考えられるので、送金は慎重に行いましょう。
③PayPayモールやPayPayフリマが利用できる
PayPayでは「PayPayモール」や「PayPayフリマ」などの独自のサービスを展開しており、これらの利用条件はPayPay登録者のみとなっているため、まるで会員制のプレミアショップのように優越感を感じられます。
ポイント
ちなみに、PayPayモールには、最近社長が交代になって話題になった「ZOZOTOWN」や「ロコンド」などの大手も出品しているので、商品の品ぞろえや品質には期待が持てます。
また、ヤフーが運営する「Yahoo!ショッピング」で優良店として認められた店舗のみが出店できるというきびしい条件があるため、質の悪い店舗は参入できないのも安心です。
PayPayフリマの方は、PayPay版メルカリ・ラクマにあたるサービスで、こちらもかなり注目されています。
PayPayはどこで使える?
現金のように使えることはわかっても、重要なのはどこで使えるのか、ですよね。
店舗によってはPayPayの旗が立っていたりしますが、現地に行かないとわからないのは不便です。
調べる方法は、PayPayの公式サイトでチェックするのが一番手っ取り早く、現在地を中心に利用可能な店舗が表記されるようになっているので、とても便利ですよ。
本記事でも、大手だけではありますが、対応店舗を種類別にまとめておきましたので、普段よく使うお店がないかチェックしてみてください。
コンビニ
ファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、ミニストップなど
家電量販店
ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヤマダ電機、Joshinなど
ドラッグストア
サンドラッグ、セイムス、アインズ&トルペなど
飲食
松屋、牛角、ピザーラ、しゃぶしゃぶ温野菜、フレッシュネスバーガーなど
居酒屋
魚民、白木屋、千年の宴、和民、磯丸水産など
ファッション
Earth、ジーンズメイト、OUTDOOR、TAKAQ、Right-onなど
PayPayで支払うと特典がある
PayPayがこれだけ流行したのには、消費税増税だけが理由ではありません。
これまでにさまざまなキャンペーンを打っており、それが大きな反響を呼んだことも要因のひとつになっています。
100億円還元などが該当しますが、そういった一時的なキャンペーだけではなく、PayPayでは通常のお買い物でもポイントが還元されるため、普通に現金で支払いするよりもお得に利用することができるんです。
ポイント
支払金額の1.5%を還元したり(上限1万5千円)、現在ならキャッシュレス決済による消費者還元事業の5%バックに加えて、さらにPayPayからも最大で5%還元のサービスを行っているため、最大で10%も戻ってきます。
たかが1.5%とバカにしていても、最大で1万5千円と考えれば大きいですよね。
今の時代、現金でお買い物は損ですよ。
PayPayがおすすめな人はこんな人
お得で便利なPayPayですが、使おうか迷っている人も多いと思います。
だれだってどうせ使うならメリットが多い方が良いに決まってますよね。
そこで、どんな人におすすめのサービスなのかピックアップしてみましたので、あなたの普段の生活を思い出して、当てはめてみてくださいね。
コンビニや外食利用が多いタイプ
仕事終わりが遅いサラリーマンなどは、ご飯や買い物に困ってる人も多いはずです。
店舗が閉店時間で閉まっている、すでにお弁当がないなど、ついつい利用してしまうのがコンビニや大手外食チェーンではないでしょうか。
1回の料金はあまり高くなくても、積み重なると月間で1万円や2万円くらいの大金になっていることもあります。
しかし、そのお金をPayPayで支払っていた場合どうなるでしょうか。
数百円バックになるので、上手くいけば1回分の買い物相当の額になるんです。
この差は大きく、積み重なれば重なるほど恩恵を感じられます。
少しでも節約したいタイプ
やはりPayPayの最大の魅力は、なんといってもポイントバックです。
1万円買い物すれば150円、5万円なら750円が手元に戻ってくるわけですから、同じ金額を投じても最終的にはかなりお得になります。
コツコツ節約するのはむずかしいけど、お金を払うだけでポイントが還元される節約なら、だれでもできるのではないでしょうか。
レジ待ちにストレスを感じるタイプ
お昼時のコンビニ、レジ前に長蛇の列ができてイライラしますよね。
とくに小銭を出すのにもたついている人を見かけたら、「最初から準備しとけよ!」と言いたくなります。
しかし、これが全員スマホ決済だったらどうでしょうか。
ピッ、ピツ、ピッ、であっという間にお客さんがレジ前から消えていきます。
レジがスムーズだったらなぁと考えているなら、まずはあなたからスマホ決済を始めましょう。
PayPayの登録方法
最後に、PayPayの登録方法についてお伝えしておきますね。
といっても、非常に簡単なので、警戒する必要はありません。
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お使いのスマホにPayPayのアプリをインストール
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携帯電話の番号、もしくはヤフーIDを入力
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SMS(メール)が届くので、中に書かれている4桁のコードをメモする
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PayPayに先ほどのコードを入力
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完了です。お疲れさまでした。
とても簡単ですね。
操作の流れはアプリ内でも解説してくれるので、迷うことはほぼないはずですよ。
まとめ
コード決済・送金サービスの「PayPay(ペイペイ)」についてお伝えしましたが、現在現金のみで家計をやりくりしているのであれば、大きく損をしていることがおわかりいただけたと思います。
一見すると複雑そうなシステムも、スマホをかざすだけだったりと便利で簡単です。
PayPayでは、ときどき大掛かりなキャンペーン(100億円規模)が開催されるので、さらにお得に買いものができます。
これを機に、スマホ決済サービスの導入を検討してみはいかがでしょうか。