「深夜にゲーム実況をしたいけれど、お隣さんへの音漏れが心配……」 「歌枠や雑談配信で思い切り笑いたいのに、家族に気を使って小声になっちゃう」
VTuberやYouTuberとして活動していると、どうしても気になってしまうのがこの「音」の悩みですよね。
配信環境を整えるとき、ついつい高いマイクやハイスペックなPCばかりに目が行きがちですが、実はリスナーさんの満足度を一番左右するのは「部屋の防音・音響環境」だったりします。
「でも、防音室なんて何百万円もする本格的な工事が必要なんじゃ……?」と思うかもしれませんが、安心してください! 現在では、数千円でできる手軽な対策から、数万円で工夫する自作(DIY)ブース、そして10万円台から買える高性能な「簡易防音室」まで、予算に合わせた幅広い選択肢がたくさん用意されているんです。
そこでこの記事では、2026年の最新事情をベースに、以下の3つのポイントをわかりやすく徹底解説していきます!
- 予算別(5,000円〜)に今日からできる防音対策
- 自作(DIY)と人気の既製防音室(OTODASUやだんぼっち等)の違い
- あなたの配信スタイルにぴったりな防音環境の選び方
結論から言ってしまうと、日中のちょっとした雑談なら手軽な対策やDIYでもOK。でも、「夜中にガッツリゲーム実況したい!」「思い切り歌枠をやりたい!」という方なら、既製品の簡易防音室や本格的なDIYを取り入れるのが絶対におすすめです。
この記事を最後まで読めば、あなたの住環境と予算にぴったりの防音環境が必ず見つかります。快適な配信ルームを作って、リスナーさんに愛されるハイクオリティな配信をお届けしましょう!
VTuber・YouTuberに自宅防音室が必要な理由
VTuber市場は2025年度には前年比120%の1,260億円規模に達し、2026年以降もどんどん世界中に広がっています。配信者さんが爆発的に増える中、他のチャンネルと差をつけるために「自宅の防音環境」を整える人が急増しているんです。 では、なぜここまで「防音」が大事だと言われているのでしょうか?
配信で「音」が視聴体験を左右する理由
YouTubeやTwitchのライブ配信において、視聴者さんが離脱してしまう一番の原因は「映像の粗さ」ではなく、「音の聞きづらさ」だと言われています。
ノイズが多かったり、お風呂場のように声が響いてしまったりすると、リスナーさんは開始数秒でそっとブラウザを閉じてしまいます。 特にVTuberさんの場合、実写の身振り手振りがない分、アバターと「あなたの声」が情報のすべて。声のクリアさがキャラクターの魅力に直結するため、音質=コンテンツの品質と言っても過言ではありません。
一般的なお部屋だと、エアコンの音、PCのファン音、家族の足音、外の車の音などがマイクに簡単に入り込んでしまいます。これらをシャットアウトする空間がどうしても必要になってくるわけですね。
防音室で解決できる3つの悩み
自宅に防音室(防音ブース)を導入すると、配信者あるあるの深い悩みが一気に解決しちゃいます!
- ご近所への音漏れ(騒音トラブル)を防げる ホラーゲームで絶叫したり、キャラになりきったりすると、本人が思っている以上に声は大きくなります。防音室があれば、深夜でも苦情に怯えることなくフルスイングのリアクションが可能です!
- 外の雑音がマイクに入るのを防ぐ 救急車のサイレンや町内放送が入ってしまうと、雰囲気が壊れるだけでなく、住んでいる地域がバレてしまうリスクも…。防音室なら外部のノイズをしっかり弾き返してくれます。
- 声が反響せず、プロ並みの聞き取りやすい声になる 何もない部屋で話すとどうしても声が響いてしまいます(エコー現象)。防音室に吸音材を貼ることで、ラジオ局のスタジオのような芯のあるイケボ・カワボを届けることができますよ。
防音・吸音・遮音の違い(ここテストに出ます!)
対策を始める前に、絶対に知っておきたい3つの言葉があります。これを間違えると「せっかくお金をかけたのに全然効果がない…」と後悔することになっちゃいます。
- 防音(ぼうおん): 音を外に漏らさない、外から入れないようにする「総合的な対策」のこと。遮音と吸音を組み合わせることで完成します。
- 遮音(しゃおん): 音を壁などで跳ね返して、外に通り抜けなくする対策。(コンクリートや遮音シートなど)
- 吸音(きゅうおん): 音のエネルギーを吸収して、室内での「響き」を抑える対策。(ウレタンスポンジやグラスウールなど)
【要注意!】吸音材だけを壁に貼っても「音漏れ」は防げません。 一番よくある失敗が、ネットで安いウレタンスポンジ(吸音材)だけを買って壁にペタペタ貼り、「これで防音できた!」と勘違いしてしまうケースです。隣の部屋への音漏れを防ぐには、音を跳ね返す「遮音材」との組み合わせがマストなので、しっかり覚えておいてくださいね。
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まずは確認|自宅で防音室を設置できるか
「よし、防音室を買うぞ!」とテンションが上がる前に、まずはご自身のお部屋に防音室が置けるかどうかをチェックしましょう。特に賃貸にお住まいの方は、トラブル防止のために事前確認が必須です。
賃貸物件で確認したいこと
アパートやマンションの場合は、以下のポイントを契約書や管理会社に確認してみてくださいね。
- 管理規約での禁止事項 物件によっては「防音室の設置不可」や「過度な重量物の持ち込み禁止」と書かれていることがあります。
- 床の耐荷重と重量 一般的な住宅の床は「1平米あたり約180kg」まで耐えられるようになっています。簡易防音室(30〜80kg程度)なら問題ないことが多いですが、本格的な自作小屋やYAMAHAなどの重い防音室(200kg超え)だと床の補強が必要になることも。木造の2階以上にお住まいの方は要注意です。
- 原状回復ができるか DIYで作る場合、壁に直接ネジを打ったりボンドでくっつけたりすると、退去時に高額な費用を請求されちゃいます。「部屋を傷つけずに撤去できること」が絶対条件です。
- 玄関・廊下の搬入経路 盲点になりやすいのが「そもそも玄関を通るのか?」問題です。大きなサイズの防音室は梱包のダンボールも巨大なので、エレベーターやドアの幅を事前に測っておきましょう。
設置場所の選び方
部屋の「どこに置くか」もすごく大事なポイントです。
- 音漏れしやすい場所から離す お隣さんの部屋と接している壁や、音が逃げやすい「窓際」にぴったりくっつけるのは避けましょう。壁から5〜10cmほど離すだけで、振動が直接伝わりにくくなりますよ。
- エアコンの風が届く場所にする(超重要!) 防音室の中は、想像以上に暑くなります。 パソコンと自分の体温で、夏場はあっという間にサウナ状態に……!必ず「部屋のエアコンの風が、防音室の換気口に届く位置」に配置してくださいね。
用途ごとの目標防音性能
どれくらい音を小さくしたいか(防音性能=マイナス〇〇dB)は、配信スタイルによって変わります。
- 日中の雑談・ボイチャ: −10〜−15dB程度の軽減でも十分なケースが多いです。
- 夜間のゲーム実況: −20〜−25dB程度が目安。隣の部屋からは「モゴモゴ何か聞こえるけど、何を言ってるかは分からない」レベルになります。
- 歌枠・絶叫・ボーカル録音: −30dB以上の本格的な防音性能がマストです!
予算5,000円以下|今日からできる防音・吸音対策
「いきなり数万円出すのはお財布が厳しい…」という初心者さん向けに、まずは5,000円以内で今すぐできる基本対策をご紹介します!
窓の隙間を塞ぐ|遮音カーテン・隙間テープ
家の中で一番音が漏れやすいのが「窓」です。ここを対策するだけでもかなり変わりますよ。
- 遮音カーテン(防音カーテン)に替える 普通のカーテンを、生地に特殊な樹脂が織り込まれた重みのある「遮音カーテン」にチェンジ!中高音域(人の話し声など)を3〜5dBほど和らげてくれます。窓枠ぴったりではなく、大きめサイズを買って隙間を覆うのがコツです。
- 隙間テープを貼る 100円ショップやホームセンターで買える「隙間テープ(スポンジ状のもの)」をサッシやドアの隙間に貼ります。空気の通り道を物理的に塞ぐ、地味だけど効果抜群のテクニックです。
床から伝わる振動を抑える|防振マット
マンションだと、声だけでなく「床への振動(ドンドンという音)」も階下の迷惑になりやすいです。
- ジョイントマットや防振マットを敷く ゲーミングチェアのキャスター音や、テンションが上がって足踏みする音を防ぐため、デスクと椅子の下に厚手(1.5〜2cm)のジョイントマットを敷きましょう。
- マイクスタンドにデスクの振動が伝わらないよう、マイクには「ショックマウント」を取り付けるのもおすすめです。
マイクの位置と設定を見直す(実はお金がかからない最強対策!)
物理的な防音ではありませんが、一番コスパ良く音質を改善できるのがこれです。
- マイクを口元に近づける マイクが遠いと、部屋の反響音やノイズまで拾ってしまいます。マイクアームを使って、口元から拳一つ分(10〜15cm)まで近づけましょう!その分、入力ボリューム(ゲイン)を下げられるので、周りの雑音を拾いにくくなります。
- 配信ソフト(OBS Studio)のフィルターを活用する OBSの音声フィルターで「ノイズ抑制」や「ノイズゲート」をかけるだけで、エアコンの音なんかは嘘のように消し去ることができますよ。
予算1万〜5万円|賃貸でもできるDIY防音ブース
「基本対策だけじゃ不安。でも10万円は出せない…」そんな方におすすめなのが、数万円の材料費で自作するDIY防音ブースです。賃貸でもOKな方法を2つ紹介します!
クローゼットを活用する簡易防音ブース
お部屋のクローゼットや押し入れを「防音室」にしちゃうアイデアです。
- 作り方: 壁を傷つけないよう突っ張り棒などを使い、そこに板や「遮音シート+吸音材」を貼り付けます。扉側には分厚い防音カーテンを吊るします。
- メリット: 部屋が狭くならないし、材料費も3万〜5万円ほどで安く済みます。
- 注意点: 狭くて密閉されるので、夏場は本当に熱中症に注意してください!小型扇風機などでの換気が絶対に必要です。座りっぱなしの雑談配信に向いています。
メタルラックと遮音シートで作る方法(VTuberさんに人気!)
現在、DIY派の配信者に一番人気なのがこの方法。2025年9月にはVTuberの小鳥遊波音さんが約8.2万円で製作した様子を公開し、とても話題になりました。
- 作り方: スチール製のメタルラック(ルミナスラックなど)を複数組み合わせて四角い「骨組み」を作り、その周りをロール状の「遮音シート」と「吸音材」でぐるっと囲んで結束バンドで固定します。
- メリット: メタルラックは頑丈ですし、引っ越しの時は完全に解体できるので賃貸との相性バツグンです!
- デメリット: 布やシートの隙間ができやすいため、防音効果は−15〜−20dB程度になります。また、見た目がどうしても「手作り感・秘密基地感」強めになるのと、重いシートを一人で張るのは少し大変です。
DIYで必ず守りたい注意点
- 密閉しすぎによる酸欠に注意! 音を漏らさないようにと隙間をテープで完全に塞ぐと、空気がなくなって本当に危険です。PC用の静音ファンなどを壁に埋め込んで、必ず「空気の通り道(換気扇)」を作ってくださいね。
自作防音室を本格化する方法(予算8万〜20万円)
「DIYが得意だし、工具も場所もある!」という方なら、木材を使って本格的な防音小屋を一から組み上げることも可能です。
防音室DIYの基本構造
本格的な防音室は、基本的に「遮音層(合板や石膏ボード)」「吸音層(グラスウールなどの断熱材)」「防振層(床の防振マット)」の3層構造で作られます。
- 費用と期間: 材料費で7万〜20万円程度。設計から木材のカット、組み立てまで、週末の作業だけで1〜4週間はかかります。
- 防音性能: 丁寧に作れば、既製品にも負けない−20dB〜−30dBという素晴らしい性能を叩き出せます!
でも、こんな人は「既製品」を買うのがおすすめ
DIYはロマンがありますが、以下に当てはまる方は、無理せずこの後紹介する「市販の防音室」を買った方が幸せになれます。
- 夜間のゲーム実況や歌枠を毎日やりたい(確実な性能保証が欲しい)
- 設計や組み立てに何週間も時間をかけられない(今すぐ配信したい!)
- 近いうちに引っ越す予定がある(自作の木の小屋は、解体して運ぶのが絶望的に大変です…)
2026年最新|VTuber・YouTuber向け簡易防音室比較
「お金は出すから、手軽に確実な防音が欲しい!」という方には、市販の「簡易防音室」が最強の味方です。2026年現在、各メーカーから配信者向けの新モデルが続々と登場しています。
防音室を選ぶ5つの基準
- 防音性能: 「−〇〇dB」の実測値が出ているか確認しましょう。
- 内寸(これ大事!): カタログの外寸ではなく「内側の広さ」を見てください。デスク、PC、モニター、ゲーミングチェアを入れた時に身動きが取れるか要シミュレーションです。
- 換気性能: 1時間以上の配信をするなら、換気ファン内蔵モデルは命綱です。絶対にあった方がいいです。
- 重量・搬入性: 賃貸なら、軽めでパーツごとに搬入できる組み立て式が安心です。
- 総額: 本体価格だけでなく、送料やオプション費用も含めて計算しましょう。
【おすすめブランド解説】※公式リンクあり
OTODASU(オトダス)|配信環境を本格化したい人向け
VTuberや配信者から圧倒的な支持を集め、SNSでも「買った!」という報告が後を絶たないのがOTODASUシリーズ。工具不要でカチッとはめ込むだけで組み立てられ、引っ越し時の解体も可能です。
- OTODASU II-G(吸音材付き): 約19万円台。ゲーミング特化のオールブラックで、ゲーム実況者に一番人気の定番モデルです。
- OTODASU DEKA FAN / DX145: 換気ファンを天井に4つも内蔵し、長時間の配信の「熱気」を逃がしてくれます。VTuberとして顔を動かすスペースも十分。SNSではVTuberの天瀬モモさんが導入して話題になりました。
- 【2026年大注目】OTODASU DX160: 2025年末に発売された業界最大級モデル!デュアルモニターや大きなゲーミングチェアもスッポリ入る広さで、プロ志向の配信者に選ばれています(約30万〜40万円)。
だんぼっち|低予算・省スペースで始めたい人向け
とっても軽くて扱いやすい「強化段ボール製」の防音室です。
- 特徴: スタンダードモデルなら約9.6万円と、10万円を切る手軽さが最大の魅力!差し込むだけでサクッと完成します。
- だんぼっちデザイン(2025年登場): 外装に自分のオリジナルイラストや写真を印刷できる新サービス。クリエイターさんに大人気で、「自分のアバターが描かれた専用防音室」が作れちゃいます。
- 注意点: 雑談などの話し声にはバッチリですが、段ボールの性質上、重低音や深夜のガチ歌枠を完全に防ぐのには少し限界があります。
VERY-Q・YAMAHA・カワイ|最高性能を求める人向け
- VERY-Q(ベリーク): 業務用の吸音材メーカーが作っていて、室内の反響をなくすことに特化しています。歌枠や「歌ってみた」の録音に最高です(約13万〜30万円台)。
- YAMAHA(アビテックス) / カワイ(ナサール): 楽器演奏を前提としたプロ仕様。圧倒的な遮音性能ですが、価格は70万〜150万円以上となり、専門業者の工事も必要です。持ち家で予算に余裕がある方向けの「最終兵器」ですね。
2026年版|主要防音室 徹底比較表
※価格や仕様は2026年4月時点の目安です。最新情報は公式サイトをチェックしてくださいね。
| ブランド | 代表モデル例 | 価格帯(税込目安) | 内寸(W×D×H) | 重量 | 換気・組立 | 向いている配信者 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| OTODASU | II-G〜DX160等 | 約10万〜40万円 | 1.1m四方〜1.6m四方 | 約30〜80kg | ファン内蔵有 / 工具不要 | 本格VTuber、ゲーム実況、デュアルモニター派 |
| だんぼっち | スタンダード〜等 | 約9.6万〜13万円 | 0.8m幅〜1.1m幅 | 約20〜30kg | オプション / 差込式 | 予算重視、雑談中心、オリジナル印刷希望者 |
| VERY-Q | Plus 960 等 | 約13万〜30万円台 | 860×860×1,980mm | 約20〜40kg | 外付ファン / 面ファスナー | 歌枠、ASMR、ナレーション収録 |
| YAMAHA | セフィーネNS | 72万円〜150万円超 | 0.8畳〜4.3畳 | 約200〜500kg | エアコン対応 / 業者工事 | プロ品質、楽器演奏者、持ち家ユーザー |
| カワイ | ナサール | 93万円〜140万円超 | 1.2畳〜10畳 | 約300〜800kg | エアコン対応 / 業者工事 | 同上(オーダーメイド感覚で作れる) |
OTODASUと自作DIYはどちらがお得?
「20万円でOTODASUを買うか、8万円でメタルラックDIYを頑張るか……」 これ、本当に多くの配信者さんが悩むポイントです。初期費用と長期的なコスパ、両方から比較してみましょう!
比較表で見る違い
| 比較項目 | DIY(メタルラック式) | DIY(木材フレーム式) | 既製品(OTODASU II-G 吸音材付) |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 約5万〜8万円 | 約8万〜20万円 | 約22万〜35万円(送料等込) |
| 防音効果 | −15〜−20dB(自己流) | −20〜−30dB(技術次第) | −20〜−28dB(実測値の保証あり!) |
| 製作時間 | 数時間〜半日 | 1週間〜1ヶ月 | 1〜2時間(大人2名で簡単) |
| 引っ越し | 〇(解体可能) | △〜✕(解体が大変) | 〇(引っ越し屋で運べる) |
DIYの圧倒的なメリットは「安さ」です。ただ、隙間の処理などの作り方の精度によって防音効果がガタ落ちするリスクがあります。 一方、OTODASUなどの既製品は初期費用こそかかりますが、「第三者機関で測られた確実な防音性能」をお金で買えるのが最大の強み。買い出しや設計に悩む時間をすべて「配信」に回せるのも嬉しいですよね。
迷った時は「配信頻度」で決めよう!
- 月に数回のお試し配信: まずは予算5万〜8万円のメタルラックDIYからスタートするのがおすすめ。
- 週2〜3回以上の本格活動: 迷わず「OTODASU」などの既製防音室に投資しましょう! もし防音のために外部スタジオを週3回(2時間)レンタルした場合、1年間で約60万〜150万円もかかってしまいます。20〜30万円の防音室を買っても、半年〜1年あれば十分に元が取れちゃうんです。長期的に見れば、絶対に賢い選択ですよ!
配信者向け|防音室の設置から音質調整までの5ステップ
防音室の購入・自作を決めたら、以下の5つのステップで環境を作っていきましょう。失敗しないためのコツをお伝えします!
ステップ1|機材と必要スペースを測る
まずは中に入れる機材(PC、モニター、マイク、椅子など)の寸法を測ります。 ここで気をつけたいのが、カタログの外寸ではなく「内寸」で確認すること!デスクを置いた時に、左右や後ろに5〜10cmの余裕がないと、ケーブルの配線作業が地獄になります……。
ステップ2|設置場所と搬入経路を確認する
防音室が届く前に、お部屋の確保を。賃貸の方は管理会社に「〇〇kgの簡易防音ブースを置きます」と一報入れておくと安心です。 エアコンの風がしっかり届く場所かどうかも、改めてチェックしてくださいね。
ステップ3|防音室を組み立てる
OTODASUなどの組み立て式ブースが届いたら、説明書通りに組み立てます。大きなパネルを扱うので、必ず大人2名以上で作業してくださいね(一人でやると怪我や破損の元です!)。 完成したら、中に入って光が漏れている場所(隙間)がないかチェック。光が漏れる=音が漏れるので、隙間テープなどで微調整しましょう。
ステップ4|配信機材を設置し、熱・配線を管理する
防音室の最大の敵は「熱」! PC本体はものすごい熱を出すので、できればPC本体は防音室の「外」に置き、長いケーブルを専用の配線穴から室内に引き込んでモニター等と繋ぐのが、一番賢い熱対策です。電源タップは足で踏まない位置に固定しましょう。
ステップ5|OBSとマイクの音を最終調整する(超重要!)
防音室(ハード)が完成したら、ソフト側の設定で仕上げです!
- 残響が気になる:マイクの後ろの壁に吸音材を追加する。
- PCファンやエアコンの音が残る:OBS Studioの「ノイズ抑制フィルター」をオン! さらに、KrispやNVIDIA BroadcastなどのAIノイズキャンセリングソフトを併用すると、生活音を完全に消し去った「無音空間」が作れちゃいます。物理対策×AIの組み合わせが、今の配信者の最強トレンドです!
予算別|VTuber・YouTuberにおすすめの防音構成まとめ
ここまで解説してきた内容を踏まえて、あなたにぴったりの予算別構成をまとめました!
| 予算帯 | 推奨する防音対策・構成 | こんな配信者さんにおすすめ! |
|---|---|---|
| 〜5,000円 | 遮音カーテン+防振マット+OBS設定 | **配信を始めたばかりの方。**日中の落ち着いた雑談がメインの人。 |
| 5万〜10万円 | メタルラック等のDIY防音ブース | **低予算で何とかしたい方。**工作が好きで、賃貸にお住まいの方。 |
| 10万〜20万円 | だんぼっち / OTODASU II Light | **日中〜夕方の配信が中心の方。**手軽に自分だけの空間が欲しい方。 |
| 20万〜40万円 | OTODASU II-G / DX145 / DEKA FAN | **本格活動するVTuber志望者!**夜間のゲーム実況や長時間の配信をする方。 |
| 40万円以上 | OTODASU DX160 / VERY-Q / YAMAHA | **プロ級のデュアルモニター環境!**深夜の歌枠や楽器演奏を極めたい方。 |
自宅防音室に関するよくある質問(FAQ)
Q. 賃貸アパートでも防音室を設置できますか?
A. ほとんどの場合は可能ですが、必ず事前確認を! 壁に穴を開けない「OTODASU」などの組み立て式やメタルラックDIYなら、原状回復できるので設置できるケースが多いです。ただ、床の耐荷重オーバーや、規約で禁止されていないかだけはしっかり確認してくださいね。
Q. 壁に吸音材(スポンジ)を貼るだけで音漏れは防げますか?
A. 残念ながら防げません…。 吸音材は室内の「エコー」を抑えて声を聞きやすくするもので、音をブロックする力は弱いです。音漏れを防ぐには、重みのある「遮音シート」などと組み合わせる必要があります。
Q. 防音室の中は暑くなりませんか?
A. 対策しないと、めちゃくちゃ暑いです! 狭い空間に人とPCが入るので、夏はすぐにサウナになります。長時間の配信をするなら、絶対に「換気ファン内蔵モデル」を選び、防音室を置いている部屋自体のエアコンをガンガンに効かせることがマストです。PC本体を外に出すのも効果大ですよ。
Q. 防音室があれば、夜中に大声で歌っても苦情は来ませんか?
A. 性能によります!過信は禁物です。 −25dB程度の簡易防音室なら、普通のゲーム実況や笑い声レベルなら隣の部屋にはほぼ聞こえなくなります。でも、深夜の静まり返った時間にフルパワーで絶叫したり熱唱したりすると、壁の薄いアパートだと微かに漏れる可能性も。深夜のガチ歌枠を完全に防ぐには、YAMAHA等の本格防音室が必要になってきます。
Q. 簡易防音室は引っ越し先にも持っていけますか?
A. はい、解体して持ち運べます! OTODASUやだんぼっちなどの組み立て式防音室は、引っ越しの時にバラバラのパネル状に解体できます。引っ越し業者さんにお願いして新居に運び、また組み立てればOKです(木材でガッチリ自作したものは解体できないことが多いので注意してくださいね)。
まとめ|自分の配信スタイルに合う防音環境から始めよう!
配信のクオリティを劇的に引き上げる「自宅防音室」について、2026年最新の情報を交えて解説してきました。
- 予算が少ないうちは、窓・隙間・床・マイク設定の基本対策から!
- 数万円のDIYはコスパ◎だけど、熱対策と音漏れへの過信には注意。
- 夜間配信やVTuberとして本格活動するなら、確実な性能と換気ファンを備えた「既製防音室(OTODASU等)」を買うのが一番コスパ良し!
防音室への投資は決して安いものではありません。でも、「時間を気にせず思い切り笑える」「ノイズのない綺麗な声でリスナーさんを魅了できる」という安心感と配信クオリティの向上は、活動を続ける上で何にも代えがたい大きな武器になります。
まずはご自身の予算と配信スタイルを照らし合わせて、無理のない範囲で最適な防音対策をスタートさせてみてくださいね。 快適な音環境を手に入れて、あなたのチャンネルがもっともっと大きく成長することを応援しています!


