新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で、ライフスタイルや働き方を考えざるを得なくなった昨今。
会社に出社する必要のないリモートワークという働き方が、今後ますます増えてくることは疑う余地のないところでしょう。
さらに、働く拠点を自宅からリゾート地や観光地へと移して仕事と休暇を両立させる「ワーケーション」といわれる働き方も注目されつつあります。
つまり、WORK(仕事)をしながらVACATION(バケーション)も楽しむという一つのライフスタイルといってもよいでしょう。
そのような働き方をするにはどうすればよいのでしょうか?その方法について考察していきましょう。
社会環境の変化が働き方の意識改革を促す
コロナ禍の状況が続く中、引き続き「三密」を避ける行動が求められるのは自然な流れでもあります。
会社で顔を突き合わせて仕事をするのが当たり前だった時代が終わり、オンライン中心のビジネススタイルへ切り替える動きが加速するのは、ある意味働き方改革の一つといってよいでしょう。
その一方で、いまある仕事を根本から見つめ直す必要性にも迫られています。
AI時代の到来で今後ますますセルフ化、自動化が進んでいくことが予測されるからです。
職種によっては、すでに仕事をAIに取って代わられたというケースも決して珍しくはないことでしょう。
さらにいえば、トヨタのような大企業でさえも終身雇用を否定する時代を迎えました。
この事実が象徴するもの、それは会社に身をゆだねるという依存心ばかりでは会社員として生き残っていけないという事実にほかなりません。
これからの時代に必要なのは、自分のスキルを磨いて専門性を高める努力を積み上げていく―そんな意識改革が求められているといっても過言ではありません。
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副業解禁時代を迎えてビジネスチャンスととらえられるか
年功序列や終身雇用制度が、事実上崩壊することで副業を解禁する企業も増えてきました。
これを時代の転換期と見れば、ビジネスチャンスととらえることもできます。
稼ぐ力を身につけることができれば、会社員をしながら副収入を得ていくことも可能になりますし、スキルやノウハウが高まって受注できる仕事が増えてくれば起業という希望の光が見えてくるかもしれません。
職場という枠組みの中だと上司や同僚の目が気になってしまうところがありますが、職場に行かず自宅やカフェ、ホテルなどでできる仕事であれば、自分のペースで仕事を進められるというメリットもあります。
それでは、時間や場所という制約を受けずに働くことができるのがリモートワークの強みだとすれば、どのような仕事を見つけていくのがよいのでしょうか?
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職場に行かなくてもできる仕事とは?
仕事の仕組み上どうしても出社をしなくてはならない職種に就いている方であれば、なかなかリモートワークやワーケーションを実践していくことが難しいかもしれません。
職場に行かずにできる仕事といえば、パソコンを主体にした仕事になります。
具体的にどのような仕事があるのか、見ていきましょう。
ライター、ライティングの仕事
一つにはWeb上で記事を書くライティングの仕事です。
手軽に始められるのがランサーズなどアウトソーシングサイトに登録して、ライティングの仕事を受託するというもの。
あるいはココナラに登録して記事作成を請け負うサービスを出品してもよいでしょう。
最初のうちは稼げる金額もそれほど大きくはないかもしれませんが、経験と実績を積むことで信頼度が上がれば記事単価を引き上げていくことも可能になります。
ある程度の時間と労力がかかるのは否めませんが、比較的取り組みやすい仕事といえます。
デジタルで描くイラストの仕事
たとえプロ並みの技術がなくても、イラストが得意なのであればネット上でデジタル形式のイラストを出品してみることをおすすめします。
というのも、YouTubeやTwitterのプロフィールにのせる「アイコン」に顔写真を使うのは少し抵抗があるという人もいて、代わりにイラストを使いたいというニーズが結構あるからなのです。
ココナラやSKIMAといったプラットフォームを利用して、「このようなタッチのイラストを○○円で描きます」という形で出品してみるとよいでしょう。
過去に制作した作品を見本としてアップしておけば、購入者もイメージがわきやすく効果的です。
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プログラミング、Webデザインなどの仕事
HTML やCSS といった専門用語に象徴されるように、プログラミングやWebデザインを作り上げていく際には専門知識やスキルが必須になります。
いずれもパソコンに関する高度な知識が必要であり、なかなかハードルの高い職業ともいえますが、需要は引きも切らない状況であるため、仕事には困ることがありません。
プログラミングやWebデザインの仕事を目指すのであれば、専門のスクールに通ってプログラミングスキルを本格的に学びとよいでしょう。
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動画編集の仕事
動画が私たちの生活の中に身近な存在になってきました。動画を視聴するだけでなく、自分で撮影したものをYouTubeにアップする人も増えてきています。
それに伴って動画編集に関わる需要も高まってきているのです。
編集スキルはある程度は必要ですが、文字を入れ込むだけといった比較的簡単な案件もあるようなので、チャレンジしやすい仕事ともいえます。
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ブロガーの仕事
ビジネスモデルとしてはブログを書いて広告収入を得るというものです。
自分のブログに広告リンクを貼り、そこから購入に至れば収益化されます。
初期投資がほとんどかからず、低リスクで始められますが、稼げるまでに時間がかかるのがネックともいえます。
またアクセスを集めるための知識や工夫も必要です。
コツコツと長期的な視点で持続できる人は、チャレンジしてみるのもよいでしょう。
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まとめ
こちらにご紹介した仕事は能力次第ではフリーランスとしても十分に働いていける仕事です。
ぜひ自分の得意分野でリモートワークできる仕事を見つけて稼ぐ力を身に着けていきましょう。
働く場所だけでなく、時間にも縛られなくなりますよ。