
イラスト制作の技術は、芸術的なセンスと並々ならぬ努力が必要なので、誰にでもできることではありません。
しかし、一方で、「素敵なイラストがほしい!」と思っている人は多く、特に最近は「SNS用の画像がほしい!」という需要がとても多いのです。
イラストの需要は高まっていくばかりなのに、描き手は限られている・・・
そう、イラストが描けるならば「お金を払ってでもほしい!」と言ってくれる人は世界中にたくさんいます。
今回はそんな、イラストを描くのが好き、イラストでお金を稼いでみたい!と考えている方に、イラスト制作の依頼を受けられる「Skeb(スケブ)」というサービスをご紹介します!
Skebとは?イラストを依頼できるサービスの特徴

Skebの由来は、「Sketchbook(スケッチブック)」の略称から。
インターネットが普及し、イラストをパソコンやタブレットで描くのが当たり前になる前は、路上や公園で「似顔絵描きます」と看板を掲げて商売をしている人、スケッチブックに絵を描いてもらっている人をよく見かけました。
今ではほとんど見かけなくなりましたが、現代では同様のイラスト制作の依頼がオンライン上でやり取りされているのです。
Skebはそんなクライアントとクリエイターをつなぐサービスの1つ。
ここではまずその特徴とメリットを紹介します!
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オリジナルのイラストを手軽に依頼できる
Skebはオンライン上でクライアントがクリエイターに制作リクエストをし、オリジナルの絵を描いてもらうことができるサービスです。
商用利用は禁止されていますが、純粋に素敵なイラストがほしい人が、気に入ったクリエイターに手頃な価格でイラスト制作を依頼することができます。
Skebは基本的にクリエイターに制作に集中してもらえるようなシステムになっています。
例えば、クラウドソーシングでイラスト制作を受けるとクライアントの要望通りの絵を描かなければなりませんが、Skebでは基本的にリクエストを受けて描く絵の構図やテイストはクリエイターにおまかせです。
クライアントから細かい注文をつけられず、気ままにお絵描きを楽しみながらお小遣い稼ぎができます。
ポイント
ちなみにSkebではイラストだけでなく、ボイス作品のやり取りも行われているようです。
商用利用はできないのであくまで自分の楽しみや癒しのためのボイスギフトとしての利用となりますが、寂しいとき、眠れない夜に素敵な声を聴いて癒されたい人におすすめ。
価格や納期を決めるのはクライアント
Skebでは価格も納期もクライアントが決めます。
しかし、提示された価格や納期を見た上でどの程度のクオリティーのイラストを作るかはクリエイターに決定権があります。
例えば安い単価で明日までに描いてほしい、という依頼だった場合、単色スケッチのみの作品を納品しても良いのです。
クライアントはそれを承知の上でSkebを利用する規約になっています。
ポイント
締め切りまでに納品されなければ運営が一度預かった代金がクライアントに返金されるため、納期を守らなくてもトラブルになることはありません。
無理だと思ったリクエストは否認することもできるので、「その価格や納期で依頼を受けることはできない」と思ったらお断りできます。
あくまでクリエイターの権利と自由を守って運営しているサイトである、というのがSkebの大きな特徴です。
海外からの依頼も受けられるチャンス
Skebには日本国内だけでなく、海外のユーザーも多くいます。
なんと35%は海外のユーザーとのこと。
海外に自分のイラストや名前が広まれば、活躍の場が一気に広がります。
美術品に関する考え方はその国の文化も反映していますから、海外の方と交流することで新たな発見もあるでしょう。
ポイント
Skebには自動翻訳機能が搭載されているため、英語がわからなくても大丈夫。
クリエイター側の作業は基本的にリクエストの承認と納品だけなので、こちらから英語で何か話さなければならないということはありません。
リクエストもすべて受けなければならないわけではないため、翻訳内容が不自然でリクエストの内容が理解できない、という場合は無理せずパスしましょう。
Skebでイラストを描くメリット

Skebを利用してイラスト制作の依頼を受けると何か良いことがあるのでしょうか?
そのメリットについて詳しく考えてみましょう!
イラストを描くのが好きな人にぴったり
Skebでは様々な人からのリクエストに応えてイラストを作成します。
価格も納期もクライアントが決めますが、必ずしもリクエスト通りの絵を描く必要はなく、提示された価格と納期を見た上で、リクエストにどこまで応えるかはクリエイターに決定権があります。
お題と予算と制限時間だけ与えてもらって自分の好きな絵を描くだけなので、クリエイター側は自分の意に沿わない絵を描く必要はなく、好きにお絵描きすることができるのです。
ただし、クライアント側には必ずしもリクエスト通りの絵が納品されるとは限らないことを了承してもらっているため、単価は低めです。
「自分の思い通りにならないならばお金を払いたくない」と思う人は利用を控えてください、という規約のため、トラブルにはなりにくいです。
ポイント
しかも、システム上リクエストをすべて受ける必要がないので、自信のない依頼、やりたくない依頼はボタン1つでお断りできるのが安心。
クリエイター側の作業は基本的にリクエスト承認の可否と納品だけなので、メールの文面を考えることなく作ることに集中できるのが大きなメリットです。
お金を稼ぎながらも“気ままにお絵描き”を続けることができます。
自分の作品を世界に発信できる
海外のクライアントからの依頼を受けて気に入ってもらえれば、口コミで世界中の人から依頼がくるようになるかもしれません。
芸術に言葉は関係ありませんから、海外の方と言葉ではなく表現でつながれるって素敵です。
Skebではクライアントからのリクエスト以外言葉を交わす必要がないので、英語ができなくても安心!
海外のクライアントの仕事も安心して受けることができます。
副業としてお小遣い稼ぎができる
イラストを1件描くと、実力や経験によりますが数千円~数万円稼ぐことができます。
なかなかパート・アルバイトで働くまとまった時間がとれない主婦・主夫や学生の方にはスキマ時間でできる、お小遣い稼ぎにおすすめの方法です!
もちろん、会社員の方がスキマ時間や休日を利用して副業するのもおすすめ。
Skebでイラスト制作の依頼を受けるコツ

Skebにアカウントを登録すれば、いきなりリクエストを受けられるのでしょうか?
運よく目に留まらない限りなかなかそう上手くはいかないでしょう。
そこで、Skebでイラスト制作の依頼が来やすくなるポイントをお伝えしましょう。
プロフィールや作品例を充実させる
まずはあなたが一体何者で、どんな絵が描けるのか、その説明がないことには依頼は来ません。
SkebのプロフィールはX(旧Twitter)と連携しているので文字数には限りがあります。
詳しい自己紹介文は書けないので、簡潔に自分の経歴と得意なことを書きましょう。
言葉で多くを語れない分、作品例を充実させることが大切です。
ポイント
一口に絵が上手いと言っても得意とするジャンルやテイストがあるはずですから、実際に多くの作品を見ることができればクライアントが「この人ならリクエスト通りの絵を描ける」とイメージしやすく、依頼につながります。
Xを活用する
SkebはXのアカウントと連携しており、クライアントユーザーがXでフォローしているクリエイターがSkebに登録すると、フォロワーに通知がいき、Skebを通してイラスト制作のリクエストができるようになります。
ポイント
つまり、Xでクリエイターとして人気が出てフォロワーが増えることがSkebでのリクエストを増やすコツになります。
まずはXで描いた絵を披露してファンを増やしましょう。
クライアントの要望に応える
Skebでは提示されたリクエスト、価格、納期を見た上でどんな絵をどれだけのクオリティーで描くかはクリエイターに委ねられています。
だからといって、リクエストしたものとまったく異なるもの、価格見合わないクオリティのイラストが納品されるようでは、クライアントは当然不満に思い、「二度と依頼しない」と思うでしょうし、X上で良くない口コミを拡散されて利用者が減ってしまう可能性もあります。
ポイント
利用者を増やしお小遣稼ぎをしたい、と思うならばクライアントの要望は低予算でも極力叶えるよう努力しましょう。
Skebでイラストの依頼を受けて副業を始めよう!

絵を描くのが得意な人は、きっと上手に描けるようになるためにたくさん練習をしたことでしょう。
そのスキルと経験はとても貴重なもので、簡単にマネできることでもなければすぐに追いつけるものでもありませんから、世界中にあなたのスキルを必要としている人はたくさんいるのです。
Skebを利用すれば「イラストを描いてほしい人」と「イラストを描きたい人」が簡単につながることができます。
報酬をもらって、あなたの才能と努力をお金に変えることもでき、更なるスキルアップを図って表現の幅を広げることができます!
同様のサービスは国内のクラウドソーシングサービスでも受けられますが、Skebはイラスト専門であるとともに、海外のユーザーも多いことが特徴的です。
Skebを通じて世界中に自分の作品を発信することができますし、海外のお客様の目に留まれば活躍の場が広がること間違いなし!
ぜひ、あなたもSkebを利用して世界を股にかける副業クリエイターを目指してみてください!
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