「最近、ズボンを履くときウェストが気になる」
こんな方はいらっしゃいませんか?男女ともに、30代を迎えると基礎対処が一気に下がって1日の消費カロリーが低くなります。
そのため、20代の時と同じ気持ちで「コカ・コーラ飲んじゃおう」「飲み会の後は締めのラーメン」なんてことをしていると、あっという間にメタボリックシンドロームまっしぐらです。
健康には気をつかいたい、ダイエットを真剣に考えている、でもお肉は食べたいですよね?
大丈夫です、最近はダイエットをしていてもお肉が食べられるんです。
その答えは『代替肉』にありました。
今回の記事では、巷をにぎわす代替肉の特徴やメリット・デメリットなどをまとめました。
代替肉って何のこと?
代替肉は何でできてる?栄養素は?
代替肉の主な原料は大豆です。
一昔前「大豆ミート」と騒がれた名残りを覚えている方も多いのではないでしょうか?
この「大豆ミート」現在は「代替肉」と名前を変えて、更に味も見た目もパワーアップしているのが特徴です。
大豆は「畑の肉」と言われていて、昔から日本の食卓を彩ってきました。
栄養素としては、通常のお肉と比べても、脂質が少なく、タンパク質と食物繊維が多いのが特徴です。
野菜だけでは、タンパク質や炭水化物が接種できず、食事も味気ないですよね。
ちなみに、大豆から作られている製品も多い中、現在はエンドウ豆が主原料といった製品も登場しています。
知らない間に代替肉を食べている日本人
「代替肉?食べたことがないな」そう思っている方でも、実はすでに代替肉を食べている可能性があります。
日本人ならおなじみの「鍋の具」は実は古くから伝わる代替肉。
それは『がんもどき』です!
がんもどきは、もともと精進料理でした。
ガンという水鳥のお肉に見立てて、豆腐と野菜を混ぜて揚げたものを『がんもどき』と言っていたのです。
日本には古くから、豆腐などの大豆製品をお肉に見立てて食べる文化があったのですね。
ダイエットで知っておきたい豆知識・カロリーより脂質や糖質が大切
筆者の周りに実際にいた方なのですが
「ダイエット中だから、お昼はメロンパン(300キロカロリー)とダイエットコーラ(0キロカロリー)だけ!」
と頑張ってダイエットをするも、結果が出ない人がいました。
これは摂取カロリーだけを見てダイエットをしてしまったがゆえの悲しい事件です。
実はカロリーというのは「脂質」「タンパク質」「炭水化物」の3つの総量から計算されているのです。
タンパク質の割合が多い300キロカロリーと、メロンパンのようにほとんど脂質の300キロカロリーでは大違いなのです。
太りやすいのはもちろん後者です。
前述した通り、代替肉は脂質が少なくタンパク質や食物繊維が豊富なので食べても太る心配が少ないといえます。
こちらの記事も参考に
代替肉を食べる3つのメリット
ダイエットになる
一番のメリットはダイエットになることです。
「ダイエット中だけどお肉も食べたい」という時は、ぜひ代替肉を利用してください。
料理に取り入れるコツは、味付けをしっかりする事です。
毎日が難しくても、1週間に何日かは代替肉で胃腸を休ませることを意識してくださいね。
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お通じにもいい
代替肉の原料の多くは大豆です。
あまり知られていないのですが、実は大豆は食物繊維が豊富。また、水分と一緒に接種することで膨れるので、カサ増しになります。
また食物繊維が腸に運ばれると自然な便通を促してくれます。
便通がよくなると、お腹周りもスッキリしますし、大豆成分がお腹で膨れてくれると食べる量が減るのでダイエットにも効果的です。
実は地球環境にも優しい
実は、代替肉ができたのは「地球環境保全」のためだそうです。
国際連合食糧農業機関(FAO)によると「全人類が肉食になったら地球は3個あっても足りない」という見解を出しています。
というのも「牛のゲップはメタンガス」というのは有名な話ですが、こうした牛や豚が産出する温室効果ガスは、なんと全世界の交通機関全ての排出量より40%も多いそうです。
また、牛や豚、鶏を飼育するためには莫大な土地が必要です。
その牧場をつくるために森林を切り開くことは自然破壊です。
簡単に言うと、人類は「肉を食べすぎて地球を壊している」という状態なのです。
また、せまい牛舎に一生繋がれて苦しむ動物たちをこれ以上増やさない!という動物愛護の意見からもこうした代替肉が産まれたそうです。
つまり、代替肉を食べるとダイエットにもよく、お通じもよくなり、地球環境の保全にもつながるので、一石三鳥の効果があるのです。
代替肉のデメリットはない!強いて上げる唯一のデメリット
代替肉を食べるデメリットはありません。
強いて上げるなら、食用の牛や豚を飼育している方々の仕事が減ってしまうことかと思います。
こちらの記事も参考に
代替肉はどこで買えるの?日本で売っている主な代替肉
大塚食品『ゼロミート』
「ビタミン飲料マッチ」や「ボンカレー」で知られる大塚食品か手掛ける代替肉です。
キャッチフレーズは「肉じゃないのに、そこそこ美味い!ゼロミート」
大豆から作られており、主に展開しているのは3製品です。
1・ハンバーグタイプ(140g・322円)
みんな大好きハンバーグです。
デミグラスソースがかかっているものと、チーズに見立てた豆乳クリームが入っているものと2種類で展開しています。
2・ハムタイプ(60g・322円)
見た目も味もほとんどハムです。
普通のハムと同じように、そのままでも食べられます。
3・ソーセージタイプ(120g・430円)
原料はもちろん大豆なのですが、本物のソーセージのような食感と味、香りが楽しめます。
レンジで加熱するほか、ボイルしたりフライパンで焼いたりしても美味しく食べられます。
ゼロミートは一部のコンビニやスーパーの他、公式サイトから購入することができますよ。
日本ハム『ナチュミート』
ハムなどの製造加工で有名な日本ハムも代替肉を展開しています。
こちらは5種類。
キャッチフレーズは『お肉のメーカーがお肉を使用しない商品を開発』
1・ハムタイプ(60g・238円)
通常のハムと同様に加熱済みのため、そのまま食べる事ができます。
2・ソーセージタイプ(70g・238円)
こちらも加熱済みなので、そのまま食べられます。焼いたり、茹でたりしても美味しいですよ。
3・ハンバーグタイプ(150g・352円)
野菜を練り込んであるため、1日における必要量の3分の1にあたる野菜が接種できます。
4・キーマカレー(150g・352円)
ダイエット中に嬉しいキーマカレーです。
通常のカレーが600~700キロカロリーなのに比べて、ナチュミートのキーマカレーは205キロカロリーです。
栄養素を見ても、脂質が少なく、タンパク質と炭水化物の割合が多めです。
ハンバーグタイプと同様に、野菜が練り込まれているので、ダイエット中でも罪悪感を覚えずにカレーが食べられますね。
5・ミートボールタイプ(150g・352円)
お弁当に入れたいミートボールタイプです。
味は濃厚なトマトソース。ハンバーグタイプ、キーマカレータイプと同様に野菜が練り込まれており、1日の野菜摂取量目安の3分の1がとれます。
ナチュミートのシリーズは全国のスーパーマーケットなどで購入することができます。
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ネクストミーツ『焼肉』『牛丼』
最初に断っておきます、こちらの会社が展開する商品はひじょうに人気のため予約しないと購入できません。
キャッチフレーズは『代替肉で地球の未来をつくる』
ネクストミーツが展開している製品は2種類です。
1・ネクスト焼肉(80g×5セット・1950円)
主な原料は大豆からできており、「カルビ」と「ハラミ」があります。
冷凍でのお届けです。
一般的な焼肉と比べて脂質がおよそ半分となっており、筋肉になるたんぱく質が多く含まれているためアスリートの方にも好まれています。
自然解凍したあと、フライパンで焼き目がつくまで焼いてから食べてくださいね。
すでに焼肉のタレが揉み込まれているので、何もつけなくても美味しく食べられます。
2・ネクスト牛丼(120g×5セット・2250円)
なんと牛丼の代替肉は世界初だそうです。
もちろん主な原料は大豆です。
冷凍のまま湯煎したり、袋から出してフライパンで温めたりしても美味しく食べられます。
もう夜食に牛丼を食べても罪悪感にさいなまれる必要はありません。
ネクストミーツのオンラインストアで購入することができます。
ダイエット中でも進化した代替肉で罪悪感なくお肉を食べよう
日本は昔から、大豆をお肉に見立てて食べるという文化がありました。
代替肉を食べる事は、ダイエットにもいいし、お通じにもいいです。さらに、地球環境の保全にもつながっていいことづくめ。
また、最近は牛丼風や焼肉風など、代替肉も進化を遂げています。
ぜひ食べてみてくださいね!