
社会人であるのなら、読書を習慣化させるべきでしょう。
やはり、読書をすれば、知識が広がります。
そのため、読書を習慣化させることで、どんどん知識は広がり、仕事が上手く進みやすくなりますよ。
■読書をすると知識が広がる

社会人がビジネス書などを読む大きな理由は、「知識が広げるため」だと言えるでしょう。
例えば、職場での人間関係が苦しくて、悩んでいる現状があるとしましょう。
この場合、「職場での人間関係を円滑にする知識」があれば、悩みは解消されるかもしれませんね。
「職場での人間関係を円滑にする方法」について書かれた本は、たくさん出版されています。
そして、そのような本を読めば、「職場での人間関係を円滑にする知識」が蓄えられ、悩みが解消されるかもしれないのです。
■まずは、「読書について」の本を読むべし

読書についての知識がなければ、ビジネス書を読んでも、上手に知識を蓄えられません。
おそらく、読書初心者がビジネス書を読んでも、内容を理解できないでしょう。これでは、ビジネス書を読む意味がありませんよね。
そのため、まずは「読書について」の本を、読むようにしてください。つまり、「読書について」の本を読んで、「読書の正しい方法」を知ってから、ビジネス書を読むべきなのです。
ちなみに、私は読書初心者に向けて、「遅読家のための読書術」という本をオススメしています。この本を読めば、「読書の正しい方法」についての知識を、充分に蓄えることができますよ。
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■「読むべき本」の探し方とは

世の中には、たくさんの本が出版されています。そのため、「読むべき本は何なのか?」と、迷ってしまうことでしょう。
「読むべき本」を探す際は、Amazonでキーワード検索してみてはどうでしょうか。
例えば、「職場での人間関係についての本」を読みたいのなら、「職場 人間関係」という具合に、Amazonでキーワード検索するのです。
すると、「職場での人間関係についての本」が、Amazonのページに掲載されます。後は、興味のある本を見つけて、購入すればいいわけです。
ポイント
また、実物を確認してから購入したいのなら、書店に行くことになるはずです。この場合、大きな書店に行くと、本がたくさん陳列されているため、自分に合う本を見つけやすいですよ。
■同じ分野の本を何冊か読む

同じ分野の本を何冊か読むと、よりその分野においての知識がつきます。
例えば、「職場での人間関係についての本」を数冊読めば、「職場の人間関係を円滑にする自信」を身につけることができるかもしれません。
あくまでも私の感じ方なのですが、「同じ分野の本を10冊読むと、プロ並みの知識がつく」と感じています。
■読書をする社会人は少ない!

日本人の約50%は、1ヶ月に1冊の本も読まないそうです。
仮に、あなたが1ヶ月に1冊の本を読むとしましょう。
この場合、読書量に関して、あなたは日本人の上位50%に入れるわけです。
おそらく、あなたが1ヶ月に10冊も本を読めば、「かなり本を読む人」に分類されるでしょう。
ポイント
ちなみに、読書が習慣化されれば、1ヶ月に10冊程度の本を読むことなど、簡単にこなせますよ。1ヶ月に10冊の本を読めば、1年で120冊の本を読むことになるわけです。やはり、1年で120冊の本を読めば、かなりの知識を蓄えることができるでしょう。
■読書ができる人は、仕事ができる!?

日本人の約50%は、1ヶ月に1冊の本も読まないわけです。そんな中で、あなたが1ヶ月に10冊程度の本を読んだら、周りとの知識量に差がつきますよね。
極端な話ですが、「1年に120冊の本を読むAさん」と「1年に1冊の本も読まないBさん」とを比べた場合、知識量に大きな差が出ることは明確です。
知識のある人のほうが、仕事ができることは、言うまでもありません。
つまり、読書習慣がついている人は、どんどん知識が増えてゆくため、仕事ができるようになるのです。
■図書館を利用すれば、無料で読書ができる

図書館で本を借りれば、無料で読書をすることができます。
特に、ベストセラーのビジネス書などは、多くの図書館に置いてあるため、借りて読んでもいいでしょう。
本は1冊1,000円前後するため、財布には痛いですよね。
だからこそ、借りられる本は図書館で借りて、節約をしてゆくべきでしょう。
注意ポイント
ただ、図書館の弱点もあります。それは、「最新本が置いていない」「本を自分のものにできない(アンダーラインなどが引けない)」というものです。
やはり、最新本を読みたいのなら、自腹で購入すべきでしょう。
また、何度も読みたいような本は、常に自宅に置いておきたいため、やはり自腹で購入しておくべきでしょう。
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社会人が読んでおきたい自己啓発書8選

それでは社会人が是非とも読んでおきたい自己啓発書を8冊紹介しようと思います。
自己啓発書は成功者の経験からくる知識や考え方が詰め込まれた書物です。
こちらを読むことによってすぐに何かを成し遂げられる訳ではないのですが、書かれている内容を実践することできっと仕事や生活に役立てることができるでしょう。
特に社会人になったばかりの20代や、立場が少しずつ変わってきて壁にぶつかりやすい30代の方に読んでもらいたいベストセラーとなっている自己啓発書をまとめてみましたので紹介していきます。
7つの習慣(著/スティーブン・R・コヴィー)
「7つの習慣」は世界で4,000万部、国内でも240万部以上発行されたベストセラーの自己啓発書になります。
内容としては著者が成功者達の習慣を観察して、その原則を7つの習慣としてまとめたものになります。
発行から30年以上経っていますが現在でも世界中で読まれている本になります。
また7つの習慣で提唱されている内容を解釈してより実 践的な内容に落とし込んだビジネスセミナーも多く開催されています。
時代に左右される ことなく万人の生き方や考え方に役立つ内容が書かれている一冊になります。
人を動かす(著/D・カーネギー)
「人を動かす」は80年以上前に発行されて、現在に至るまでも世界中で読まれているベストセラーの自己啓発書になります。
内容はタイトルのとおり、他者をいかに動かすかという ことの本質について具体的なエピソードとともに解説されています。
特に管理職やリーダ ーといった立場の方やなりたい方には必読の本になります。
嫌われる勇気‐自己啓発の源流「アドラー」の教え(著/岸見一郎、古賀史健)
「嫌われる勇気‐自己啓発の源流「アドラー」の教え」は心理学者であるアルフレッド・ア ドラーの思想を物語にして、アドラー心理学を分かりやすくまとめた自己啓発書になります。
「どうすれば人は幸せに生きることができるのか?」という問いに対して、心理学を用いて解説されています。
本の内容を理解して実践することで人間関係もきっと良くなるでしょう。
特に他人の目を気にしてしまう性格の方はこちらの本を読むことで生きやすくな るかもしれません。
夢をかなえるゾウ(著/水野敬也)
「夢をかなえるゾウ」はドラマ化もされたベストセラーの自己啓発書になります。
主人公は 何をやっても3日坊主で終わってしまうごく普通のサラリーマンです。
ある日突然現れた ガネーシャという神様から成功するための習慣を教えてもらう・・といった内容になります。
ストーリー仕立ての展開で内容が分かりやすく、すぐ実践できるものが多く書かれているので自己啓発本を読むのが苦手な方やなかなか実生活に落とし込めない人におすすめです。
チーズはどこへ消えた?(著/スペンサー・ジョンソン)
「チーズはどこへ消えた?」はアメリカの心理学者のスペンサー・ジョンソンの著作で、1 998年の発行以来世界中で読まれ、2800万部以上発行されているベストセラーの自 己啓発書になります。
アップルなどの有名企業の社員教育にも使用されている実績もある書籍です。
私たちが人生で求めるものを「チーズ」に例えてストーリー仕立てで書かれてお り物語としても楽しめますし、人生において大切なことを学ぶことができます。
自助論(著/サミュエル・スマイルズ)
自助論はイギリスの作家であるサミュエル・スマイルズの著作で、1859年に発行されて 以来150年以上も世界中の人に読まれているベストセラーの自己啓発書です。
アダム・ス ミスやシェークスピアなどの300人以上の欧米人の成功談をまとめた自己啓発書になります。
「自分で自分を助けよう、向上させようとする精神こそ、もっとも重要なものだ」と いう考え方のもと、成功者の体験などが学べる本になっています。
何か壁にぶつかっていたり、行き詰っている方には是非読んで欲しい一冊です。
仕事は楽しいかね?(著/デイル・ドーテン)
「仕事は楽しいかね?」はアメリカで人気のコラムニストが書いた自己啓発書になります。
発明家・起業家として巨万の富を築いた老人と、仕事に行き詰っている平凡なサラリーマンが出会い、対話形式で仕事をしていく上で大切なことを教えてくれます。
何事を試してみる、 やってみることが大切であると気付かせてくれる内容になっていて、仕事が楽しくないと感じている方にはおすすめの本です。
ザ・シークレット(著/ロンダ・バーン)
「ザ・シークレット」はオーストラリアのテレビ作家のロンダ・バーンが書いた自己啓発書で、全世界で2,000万部以上発行のベストセラーの本になります。
思考は現実化するという「引き寄せの法則」の内容が書かれており、仕事だけでなく健康や人間関係など、生活 の様々なことにも活用できるヒントが書かれています。
ポジティブな思考の大切さを教え てくれて、読むだけで前向きになれる人も多いでしょう。
自己啓発書を読んで自分の人生を豊かにしましょう!
世界的にもベストセラーとなっている自己啓発書を中心に紹介しました。
発行されてから 100年以上経っている本もあり、どれも普遍的で万人のためになる内容が書かれた本ばかりです。
何か仕事や生活で行き詰ったときは自分だけで何とかするのではなく、先人達の 知恵を借りて効率良く解決して豊かな人生を歩んでいきましょう!
■まとめ

いかがでしたでしょうか?
読書をすれば、知識が広がります。
やはり、仕事を上手く進めるためには、知識があることが絶対条件ですからね。
だからこそ、読書を習慣化させて、知識をつけてゆきたいのです。
約50%の日本人は、1ヶ月に1冊の本も読みません。
だからこそ、あなたに読書習慣がつけば、周りと一気に知識の差がつき、仕事ができる人になれるでしょう。
図書館を利用すれば、無料で本を借りることができます。
そのため、読書をするということは、コスパの高い自己投資とも言えますね。
