何か知識を得たいとか何かを学びたいと思ったときに、あなたなら最初にどんな行動を取るでしょうか?
まずはネットで検索してみる、書店で専門書を探してみる。
ひょっとしたら、専門知識やスキルを習得するために講座を受講してみるという人もいるかもしれませんね。
いろいろな学び方が考えられますが、実は最初のとっかかりとして最適なのは漫画で学ぶということなのです。
本を読むことの重要性は多くの方が語られているところではありますが、なかなか実践に落とし込むことが難しいのも事実。
自分の人生を実りあるものにするためにも、漫画がなぜ役立つのかを考察してまいります。
本は問題解決の身近な手段だが・・・
ビジネスで成功するため、より豊かなライフスタイルを実現するためなど目的はさまざまであっても、私たちは自分の課題や悩みを解決するためにあらゆる情報を得ようとします。
とくに何か克服しなくてはならない問題に直面したときなど、その解決の糸口としてビジネス書や自己啓発書、株式などの投資に関するものといった本に答えを求めるのは自然な流れといえるでしょう。
とはいえ、実際に本を手に取ってみると、専門用語や説明があまりに難しくて理解ができない―そんな経験をしたことはないでしょうか?
けれどもこれは決して一部の人だけが感じていることではなく、多くの方が実感していることでもあります。
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本を読み解く力には個人差がある
幅広い知識や教養を兼ね備えている人であれば、多少難解な本であってもさほど苦痛を感じることなく、その内容を理解することができるかもしれません。
しかし、私たちの知識や読解力には個人差があります。
じっくりと読み進めていくことで何とか理解できる人がいる一方で、時間をかけてもさっぱり理解できずに読むのをあきらめてしまう人もいます。
その分野について全く予備知識がない人と、曲がりなりにも少しは「かじったことがある」人とでは、スタート時点からすでに差がついていることは何となく察しがつくことでしょう。
あるいはこれまで生きてきた経験値や育った環境といった要素も大きく影響します。
たとえば豊富な人生経験を積んでいる年配の人と、20代の若い人が難解な哲学書を読むとしましょう。
いずれもいままで哲学書は読んだことがないという同一の条件であったとしても、人生経験が豊かな年配の人にはピンとくる、理解ができる内容であるのに対し、20代の人には全くチンプンカンプンといったことが起こり得ます。
読み解く力は、このようなバックグラウンドにも左右されるわけです。
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学びの入り口で挫折する人が多い
何を学ぶにせよ、最初は知識を自分のものにしようと意気込んでいても、途中で学びをやめてしまうという事例は枚挙にいとまがありません。
ひとつには自分自身で学びのハードルを上げてしまっていることです。
100%完璧に理解しようと思うあまりに、少しでも理解できない箇所があるとそこで自己嫌悪に陥って挫折してしまうのです。
あるいは本を読み始めるもあまりの文字量の多さや内容の濃さに辟易(へきえき)して、「読書はつまらないもの」だという先入観を持ってしまう人もいることでしょう。
そうなると、本を読むこと自体遠ざけてしまうことになりかねません。
当初の学びたいという意欲はどこへやら、得られるものを自ら捨ててしまうのはすごくもったいないことです。
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無理なく学べる漫画版がおすすめ
実のところ、よく知られた難解な専門書や名著を読み解くにあたって、まず初心者におすすめなのはその漫画版を読んでみるということ。
ここに意識を向けることがとても大切です。
現在、「君たちはどう生きるか」、「7つの習慣」、「人を動かす」、「相対性理論」、「エッセンシャル思考」といった名著から自己啓発本、ビジネス書に至るまで、ありとあらゆるジャンルでさまざまな漫画版が出版されています。
それでは、なぜ漫画版を読むのがいいのか?その理由について説明してまいりましょう。
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理由その① ストーリー展開されていてイメージしやすい
投資本を例に挙げてみます。
資産運用を始めてみようと思い立ち投資関連の専門書を手に取ってみたものの、どのように進めていけばいいのか、いまひとつ流れが分かりにくい。
このような学び方では本当にできるのさえ不安になってしまいます。
その点、投資初心者向けの漫画であれば、投資未経験の主人公が初めての投資をしていくにあたって…といったストーリーに沿って展開されていくため同じ目線で投資を学べることがメリットとして挙げられるかと思います。
その分、知識としても定着しやすくなるでしょう。
しかも初心者がつまづきやすいところやありがちな失敗などが取り上げられたりするので、実践さながらの疑似体験ができて楽しく学ぶことができます。
理由その② 図解で分かりやすい
聞きなれない専門用語が出てくると、その言葉を理解するだけでも時間を要しますし、ときにはストレスさえ感じてしまいます。
文章だけでは分かりづらい表現であっても、漫画版であれば分かりやすく図解で解説してくれたりするので、すんなり頭に入ってきやすくなります。
理由その③ 短時間で広く浅く知識を得られる
挫折しないで学びを得るためには、完璧主義にならないことが大事だとお伝えしましたが、漫画はまさに広く浅く知識を得るのに適しているといえます。
情報であふれかえっている現代社会においては、いかに効率よく知識を習得するかが人生を豊かにするといっても過言ではありません。
難しい名著を読んでまるっきり理解できずに終わるよりも、漫画を活用して要点やエッセンスを手短に理解する方がはるかに有益です。
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教養になる漫画のまとめ
現在、学びたいことがある人も、漠然といろいろな知識を得たいという人も、入門書としては漫画がおすすめです。
まずは漫画で概要をつかんで、もっと学びを深めたくなったら原著を読んでみるというスタンスを取ってみてはいかがでしょうか?
ぜひ興味があるジャンルで漫画化されている本を探してみてください。
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