
社会人であるのなら、読書を習慣化させるべきでしょう。
やはり、読書をすれば、知識が広がります。
- 「今の仕事だけでは収入が足りない」
- 「会社に頼らず自分の力でお金を稼いでみたい」
- 「自分でいずれ独立するためにまずは副業で稼ぎたい」
このような悩みを持つ方も読書の習慣をつけて勉強をすることをおすすめします。
でも実際何から始めたらいいか分からない人も多いのではないのでしょうか?
今回は仕事をする上で読書を習慣にすることのメリットや効率的な読書術についてご紹介していきます。
読書を習慣化させることで、どんどん知識は広がり、仕事が上手く進みやすくなりますよ。
読書のメリット

本には、何かを成し遂げた人の成功体験、失敗体験等がたくさん詰まっています。
つまり、その人は何も分からずにスタートして得た知識を、私たちは本を読むことによって簡単に手にすることができます。
知識を持って始めるのと持っていない状態で始めるのかでは成果が出るまでのスピードや自分の行動が全く異なります。
ではここからは読書のメリットに関して詳しく説明していきます。
読書をすると知識が広がる
社会人がビジネス書などを読む大きな理由は、「知識が広げるため」だと言えるでしょう。
例えば、職場での人間関係が苦しくて、悩んでいる現状があるとしましょう。
この場合、「職場での人間関係を円滑にする知識」があれば、悩みは解消されるかもしれませんね。
「職場での人間関係を円滑にする方法」について書かれた本は、たくさん出版されています。
そして、そのような本を読めば、「職場での人間関係を円滑にする知識」が蓄えられ、悩みが解消されるかもしれないのです。
あたらしいアイディアが生まれる
アイディアとは、知識を組み合わせて新しいものを生み出すということです。
何もないところから斬新なアイディアは生まれません。
読書によってさまざまな知識をインプットすることによって、今までは思いつくこともなかった新しい発想を得ることができるでしょう。
考え方が変わる
お金を稼ぐには、お金を払ってもいいと思えるサービスを提供する必要があります。
長く稼ぎ続けるということは、それを生み出し続けて継続しつづけられる自分でいなければいけないということです。
本を読めばこれまでさまざまな価値を提供し続けて多くの人に支持されてきた人がどのように考えていたのか、どのように生きてきたのかを知ることができます。
ポイント
その中には自分にはまだなかった発想もあるかもしれません。
自分の考え方が変わることによって、これまでは生み出せなかったお金が増えることもあるでしょう。
副業始めるにあたっても読書が最適
副業を始めるにあたっても、本を読んで勉強するというのはとても重要なことです。
その理由として、何も分からずにとりあえず始めてもお金が稼げないからです。
会社からの報酬は毎日出勤して与えられた仕事をすれば毎月同じ金額が振り込まれます。
それは、自分が所属する前に誰かがちゃんとその仕組みを整えて給料が支払える体制を作ってくれているからです。
ポイント
自分で副業をするということは、自分自身で収益を生まなければいけません。
そのため、お金を生み出すためにはどうしたらいいのか、自分の持っているどの部分にお金を払ってもらえるのかを知る必要があります。
その勉強する方法として読書が最適なのです。
まずは、「読書について」の本を読むべし

読書についての知識がなければ、ビジネス書を読んでも、上手に知識を蓄えられません。
おそらく、読書初心者がビジネス書を読んでも、内容を理解できないでしょう。これでは、ビジネス書を読む意味がありませんよね。
そのため、まずは「読書について」の本を、読むようにしてください。
つまり、「読書について」の本を読んで、「読書の正しい方法」を知ってから、ビジネス書を読むべきなのです。
ちなみに、私は読書初心者に向けて、「遅読家のための読書術」という本をオススメしています。
この本を読めば、「読書の正しい方法」についての知識を、充分に蓄えることができますよ。
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「読むべき本」の探し方とは

世の中には、たくさんの本が出版されています。そのため、「読むべき本は何なのか?」と、迷ってしまうことでしょう。
「読むべき本」を探す際は、Amazonでキーワード検索してみてはどうでしょうか。
例えば、「職場での人間関係についての本」を読みたいのなら、「職場 人間関係」という具合に、Amazonでキーワード検索するのです。
すると、「職場での人間関係についての本」が、Amazonのページに掲載されます。
後は、興味のある本を見つけて、購入すればいいわけです。
ポイント
また、実物を確認してから購入したいのなら、書店に行くことになるはずです。
この場合、大きな書店に行くと、本がたくさん陳列されているため、自分に合う本を見つけやすいですよ。
同じ分野の本を何冊か読む

同じ分野の本を何冊か読むと、よりその分野においての知識がつきます。
例えば、「職場での人間関係についての本」を数冊読めば、「職場の人間関係を円滑にする自信」を身につけることができるかもしれません。
あくまでも私の感じ方なのですが、「同じ分野の本を10冊読むと、プロ並みの知識がつく」と感じています。
読書をする社会人は少ない!

日本人の約50%は、1ヶ月に1冊の本も読まないそうです。
仮に、あなたが1ヶ月に1冊の本を読むとしましょう。
この場合、読書量に関して、あなたは日本人の上位50%に入れるわけです。
おそらく、あなたが1ヶ月に10冊も本を読めば、「かなり本を読む人」に分類されるでしょう。
ポイント
ちなみに、読書が習慣化されれば、1ヶ月に10冊程度の本を読むことなど、簡単にこなせますよ。
1ヶ月に10冊の本を読めば、1年で120冊の本を読むことになるわけです。
やはり、1年で120冊の本を読めば、かなりの知識を蓄えることができるでしょう。
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読書ができる人は、仕事ができる!?

日本人の約50%は、1ヶ月に1冊の本も読まないわけです。
そんな中で、あなたが1ヶ月に10冊程度の本を読んだら、周りとの知識量に差がつきますよね。
極端な話ですが、「1年に120冊の本を読むAさん」と「1年に1冊の本も読まないBさん」とを比べた場合、知識量に大きな差が出ることは明確です。
ポイント
知識のある人のほうが、仕事ができることは、言うまでもありません。
つまり、読書習慣がついている人は、どんどん知識が増えてゆくため、仕事ができるようになるのです。
図書館を利用すれば、無料で読書ができる

図書館で本を借りれば、無料で読書をすることができます。
特に、ベストセラーのビジネス書などは、多くの図書館に置いてあるため、借りて読んでもいいでしょう。
本は1冊1,000円前後するため、財布には痛いですよね。
だからこそ、借りられる本は図書館で借りて、節約をしてゆくべきでしょう。
ポイント
ただ、図書館の弱点もあります。
それは、「最新本が置いていない」「本を自分のものにできない(アンダーラインなどが引けない)」というものです。
やはり、最新本を読みたいのなら、自腹で購入すべきでしょう。
また、何度も読みたいような本は、常に自宅に置いておきたいため、やはり自腹で購入しておくべきでしょう。
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忙しい人の読書法

仕事が忙しくて読書の時間がとれないと思う人もいるでしょうが、実は忙しい人ほど読書の時間が長く、読書をする人の方が収入を稼いでいるとのことが分かっています。
では、日常生活が忙しい中でどのように読書をすればよいのでしょうか?仕事の合間でできる読書術についてご紹介します。
1冊を読み切る時間を決める
なんとなく読書を始めてしまうと、読み終わらずに終わってしまうことも考えられます。
そのため、先にこの1冊をいつまでに読み切ると決めてスタートさせましょう。
そうすることによって読書の内容も記憶に残りやすくなります。
1日で読み切れないという人は3日ほど猶予をもって決めてもいいでしょう。
読書をする15分の時間を決める
忙しい人は1時間ほどの時間をまとめて毎日読書に当てるのは難しいかもしれません。
そうだとすれば、毎日15分ずつくらいの時間を複数、読書にあてるというのはいかがでしょうか?
例えば、出勤や帰宅の電車の時間、始業前の時間、終業後の時間、寝る前などです。
このように短い読書時間であれば確保しやすいでしょう。
電子書籍を活用する
普段から本を読む習慣がない人は最初の方は本を持ち歩いたり、時間がある時に本を開くということ自体を忘れてしまったり、そのことが負担になって続かないという人も多いです。
ただ、電子書籍であれば、ちょっとしたスキマ時間にスマホで開いて読むことができるので、習慣がなくても手軽に取り組み始めることができるでしょう。
ポイント
また、この本が読みたいと思った時にも、本屋さんに行く手間やネットでたのんで待つ時間を省略できるので、一番モチベーションが高い時に読みだすことができ、読書した内容の吸収率を高めることができます。
本の要約アプリ『flier』とは?

ここまで、いくつか読書術を紹介してきましたが、どれもピンとこなかった方は本の要約アプリである『flier』はいかがでしょうか?
本の要約アプリflierのメリット
メリットは大きく3つあります。
1つ目は、本の内容を全て読む時間がない方や、より効率的にたくさんの本の内容を吸収したい方にとっては、普通の本を読むよりも圧倒的に時間の短縮につながります。
2つ目は、文章を書くことを職業としているライターの感想やレビューを読 めて、要約スキルも向上するということです。
要約の内容は、flierに登録しているライターのレビューと、そのライターが 要約した内容が見出し形式で1文から2分程度の文章として、まとまっています。
また、その見出しごとの内容がページが1ページずつ分かれています。
文章を書くことを職業としているライターの感想やレビューは、普通の文庫 本を買っても記載されていない内容です。
ポイント
自分で本を読んで自分でどう思ったのかを考えても、独りよがりな発想しか生まれません。
文章のプロの意見や感想を読むことで、本を読むだけでは味わえない新鮮な アイデアが出てくる可能性が高くなります。
また、ライターの要約を読むことによって、いざ新しい本を読んで相手にそ の内容をまとめて伝える際にも、その要約スキルを向上させることができます。
3つ目は、たくさんの本を読む場合とてもお得だということです。
flierのプランは2つ
flierのプランは2つあります。
一日1冊ずつ配信される新しい要約に加え、これまで配信された2700冊を超える要約が読み放題、聴き放題+動画コンテンツ見放題のゴールドプラン
そして有料の要約を月5冊まで閲覧可能。1度読んだ要約は翌月以降も利用できるシルバープランの2種類です。
ゴールドプランは月額2200円、シルバープランは月額550円です。
たとえば、仮にシルバープランに申し込んだ場合だと、月額550円で5冊読 めます。
しかし、同じ5冊の本を買うとすると1冊1100円だと5500円かかります。
そうすると、5倍もの金額の開きがあります。
同じぐらいの知識を5分の1の費用で賄えるということになります。
ポイント
また、仮にゴールドプランだと読み放題なため、月に10冊以上の本を読む方 にとっては、10倍以上お得ということになります。
そして、ゴールドプランの会員のみ、音声の聴き放題や動画見放題の機能も ついてくるため、電車の中や歩いている最中にも聴きながら知識を身につけることができます。
本の要約アプリflierのデメリット
実際に本を読む場合に対しての本の要約アプリflierで読んだ場合のデメリットを2つ紹介いたします。
1つ目は、筆者の気持ちが伝わりにくいことです。
先ほども紹介しましたが、ライターの方が要約をしているため、本の筆者の 表現ではなくライターの表現が掲載されています。
つまりライターのフィルターを通しているため、筆者の言葉のニュアンスが 伝わらないこともあります。
文章を要約している点で、仕方がない部分かと思いますが、どうしても筆者ではなくライターの意見が反映されやすいです。
2つ目は、自分で要約する力が身に付かないことです。
flierには、沢山のプロのライターが書いた要約があります。
それだけを見ると、あたかも理解した気にはなるかもしれませんが、自分で一冊の本を読んでまとめたり整理したりする能力が身に付かなくなります。
例えば、読書感想文もflierを見ながら作成した場合、自分の考えや理解力は、1から本を読んで書いた時に比べると格段に落ちます。
よってオススメは、一気自分で本を読んで、まとめた後にflierでプロのライターはどうやってまとめているのかを勉強するのが1番身になる使い方です。
本の要約アプリ『flier』のまとめ

「本の要約アプリflier」のメリットとデメリットから特徴を紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
物語ではなく自己啓発本などの知識性の強い本の要点だけを手っ取り早く知りたい方にはとてもおすすめです。
また、ライターの要約を読んで、自分自身の要約スキルを向上させたり、他の人の意見を取り入れたりすることもできます。
色々工夫して使ってみて下さい。

社会人が読んでおきたい自己啓発書8選

それでは社会人が是非とも読んでおきたい自己啓発書を8冊紹介しようと思います。
自己啓発書は成功者の経験からくる知識や考え方が詰め込まれた書物です。
こちらを読むことによってすぐに何かを成し遂げられる訳ではないのですが、書かれている内容を実践することできっと仕事や生活に役立てることができるでしょう。
特に社会人になったばかりの20代や、立場が少しずつ変わってきて壁にぶつかりやすい30代の方に読んでもらいたいベストセラーとなっている自己啓発書をまとめてみましたので紹介していきます。
7つの習慣(著/スティーブン・R・コヴィー)
「7つの習慣」は世界で4,000万部、国内でも240万部以上発行されたベストセラーの自己啓発書になります。
内容としては著者が成功者達の習慣を観察して、その原則を7つの習慣としてまとめたものになります。
発行から30年以上経っていますが現在でも世界中で読まれている本になります。
また7つの習慣で提唱されている内容を解釈してより実 践的な内容に落とし込んだビジネスセミナーも多く開催されています。
時代に左右される ことなく万人の生き方や考え方に役立つ内容が書かれている一冊になります。
人を動かす(著/D・カーネギー)
「人を動かす」は80年以上前に発行されて、現在に至るまでも世界中で読まれているベストセラーの自己啓発書になります。
内容はタイトルのとおり、他者をいかに動かすかという ことの本質について具体的なエピソードとともに解説されています。
特に管理職やリーダ ーといった立場の方やなりたい方には必読の本になります。
嫌われる勇気‐自己啓発の源流「アドラー」の教え(著/岸見一郎、古賀史健)
「嫌われる勇気‐自己啓発の源流「アドラー」の教え」は心理学者であるアルフレッド・ア ドラーの思想を物語にして、アドラー心理学を分かりやすくまとめた自己啓発書になります。
「どうすれば人は幸せに生きることができるのか?」という問いに対して、心理学を用いて解説されています。
本の内容を理解して実践することで人間関係もきっと良くなるでしょう。
特に他人の目を気にしてしまう性格の方はこちらの本を読むことで生きやすくな るかもしれません。
夢をかなえるゾウ(著/水野敬也)
「夢をかなえるゾウ」はドラマ化もされたベストセラーの自己啓発書になります。
主人公は 何をやっても3日坊主で終わってしまうごく普通のサラリーマンです。
ある日突然現れた ガネーシャという神様から成功するための習慣を教えてもらう・・といった内容になります。
ストーリー仕立ての展開で内容が分かりやすく、すぐ実践できるものが多く書かれているので自己啓発本を読むのが苦手な方やなかなか実生活に落とし込めない人におすすめです。
チーズはどこへ消えた?(著/スペンサー・ジョンソン)
「チーズはどこへ消えた?」はアメリカの心理学者のスペンサー・ジョンソンの著作で、1 998年の発行以来世界中で読まれ、2800万部以上発行されているベストセラーの自 己啓発書になります。
アップルなどの有名企業の社員教育にも使用されている実績もある書籍です。
私たちが人生で求めるものを「チーズ」に例えてストーリー仕立てで書かれてお り物語としても楽しめますし、人生において大切なことを学ぶことができます。
自助論(著/サミュエル・スマイルズ)
自助論はイギリスの作家であるサミュエル・スマイルズの著作で、1859年に発行されて 以来150年以上も世界中の人に読まれているベストセラーの自己啓発書です。
アダム・ス ミスやシェークスピアなどの300人以上の欧米人の成功談をまとめた自己啓発書になります。
「自分で自分を助けよう、向上させようとする精神こそ、もっとも重要なものだ」と いう考え方のもと、成功者の体験などが学べる本になっています。
何か壁にぶつかっていたり、行き詰っている方には是非読んで欲しい一冊です。
仕事は楽しいかね?(著/デイル・ドーテン)
「仕事は楽しいかね?」はアメリカで人気のコラムニストが書いた自己啓発書になります。
発明家・起業家として巨万の富を築いた老人と、仕事に行き詰っている平凡なサラリーマンが出会い、対話形式で仕事をしていく上で大切なことを教えてくれます。
何事を試してみる、 やってみることが大切であると気付かせてくれる内容になっていて、仕事が楽しくないと感じている方にはおすすめの本です。
ザ・シークレット(著/ロンダ・バーン)
「ザ・シークレット」はオーストラリアのテレビ作家のロンダ・バーンが書いた自己啓発書で、全世界で2,000万部以上発行のベストセラーの本になります。
思考は現実化するという「引き寄せの法則」の内容が書かれており、仕事だけでなく健康や人間関係など、生活 の様々なことにも活用できるヒントが書かれています。
ポジティブな思考の大切さを教え てくれて、読むだけで前向きになれる人も多いでしょう。
自己啓発書を読んで自分の人生を豊かにしましょう!

世界的にもベストセラーとなっている自己啓発書を中心に紹介しました。
発行されてから 100年以上経っている本もあり、どれも普遍的で万人のためになる内容が書かれた本ばかりです。
何か仕事や生活で行き詰ったときは自分だけで何とかするのではなく、先人達の 知恵を借りて効率良く解決して豊かな人生を歩んでいきましょう!
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まとめ

いかがでしたでしょうか?
読書をすれば、知識が広がります。
やはり、仕事を上手く進めるためには、知識があることが絶対条件ですからね。
だからこそ、読書を習慣化させて、知識をつけてゆきたいのです。
約50%の日本人は、1ヶ月に1冊の本も読みません。
だからこそ、あなたに読書習慣がつけば、周りと一気に知識の差がつき、仕事ができる人になれるでしょう。
図書館を利用すれば、無料で本を借りることができます。
そのため、読書をするということは、コスパの高い自己投資とも言えますね。
