長いこと遊んだゲームを、飽きたり時間がなくなったりなどで遊ばなくなったんだけど、どうせなら売ってお金にしたいなと思ったことはありませんか?
課金してまで遊んだゲームを、ただ同然で手放すのはちょっと惜しい気がしてしまいますよね。
また、人によってはある程度育ててある状態から、ゲームを始めたい事もあるでしょう。
そんな時に、ふと頭をよぎるのがゲームアカウントの売買。
遊ばなくなった人がアカウントを売り、遊びたい人がそのアカウントを買って、引き継いで遊ぶこのゲームアカウント売買ですが、法律的な問題が気になる所。
そこで、今回はゲームアカウントの売買が違法なのかどうか、そしてそのやり方についてご紹介していきます!
ゲームアカウントって売買していいの?
法律上では問題ない
まずは、ゲームアカウントの売買がそもそも違法なのかについてですが、全く違法ではありません。
フリマが禁止されていないのと同じで、ゲームアカウントの売買を禁止する法律は、特に定められていません。
ただし、注意して欲しいのは、規約違反であるということ。
ポイント
規約というのは、国ではなく企業が定めたルールであり、「その企業が作ったゲームで遊ぶなら、その企業のルール内で遊んでね」という意味なのです。
なので、国が作った法律を破ったら、その法律に従って裁かれるのと同じように、企業が定めたルール(規約)を破ると、そのルールに則って罰せられるという話になるんですね。
では、ゲーム運営者によって罰せられるとは、具体的にどういうことなのか。
簡単にいうと、アカウントの凍結(垢BAN)や同じ端末からそのゲームを遊べなくなる(IP BAN)など。
故に、ゲームアカウントの購入がバレると、せっかくお金を払って買ったアカウントも、無駄になってしまう可能性があります。
垢BANの事を考えると、ゲームアカウントの売買にもかなりリスクがある様に聞こえてきますが、一応サイトを利用することで、リスクを下げる方法もあるとか。
後ほど、「ゲームアカウントを売買する方法」で詳しく紹介していきますね。
場合によっては問題が発生することも
ゲームアカウントを売買する事自体は、規約違反ではありますが違法ではありません。
しかし、販売されているゲームアカウントが、乗っ取りや詐欺に使われている場合もあり、そう言ったことで問題になる事も少なくありません。
例えば、チートによってゲームのプログラムを改ざんするのは違法なので、チートを使われたゲームアカウントを同意の上で購入すると、違法として逮捕される可能性もあります。
ポイント
また他にも、購入したゲームアカウントへの課金に他人のクレジットカードが使われていた場合や、アカウントを譲渡したのに前の所有者が使用し続けているなど。
これらは、売り手側の問題であり、買い手側が罪に問われることはなさそうではありますが、実際には誰にどの罪が適用されるか不明なので、気をつける必要があります。
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ゲームアカウントを売買する方法
ゲームアカウントの売買については、規約違反ではあるものの法律違反ではない事を、ここまでご紹介してきました。
しかし、同時に垢BANや問題が発生するリスクもあったりと、面倒ごとが起きる可能性も否定できません。
それを踏まえて、アカウントを売買する方法についてご紹介していきます。
基本的には二つしかなく、RMT(リアルマネートレード)サイトを利用するか、SNSによって取引を行う方法です。
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RMTサイトを利用する
RMTサイトとは、ゲームアカウントやアイテムを購入できるサイトのこと。
フリマアプリであるメルカリの、ゲームアカウントに特化したサイトみたいな感じですね。
RMTサイト内では、出品者が「レベル〇〇 所有キャラ〇〇」みたいな感じで、アカウントの詳細を記載し、金額を設定して販売しています。
なので、その中から買い手側は、希望するゲームやアカウント情報の中から、気に入ったものを見つけたら購入。
取引がスムーズに行われたら、手数料を引いた販売金額が出品者に振り込まれます。
このRMTサイトの特徴は、売買を行っているアカウントの情報が公にならないため、運営によって垢BANされにくいところ。
ポイント
また、取引自体もサイトが仲介しているため、「振り込んだのにアカウントが送られてこない」などの問題が起きにくいのも、特徴の一つですね。
その代わりに、アカウントの出品者もしくは出品者と購入者両方に手数料がかかる事がデメリットですが、その代わりに垢BANを含めた様々な問題を予防しやすくなるため、安心して取引ができる様になります。
SNSで取引を行う
続いては、SNS上で取引を行う場合について。
Twitterなどでゲームについて調べてみると、たまにアカウント売買に関するツイートを見かけるなど、少なくない人がSNS上で売買を行っています。
RMTサイトを始めとした第三者が取引に関与してこないため、手数料が発生しないメリットはありますが、正直それ以上にデメリットが非常に目立つため、基本的にはお勧めできない方法になります。
チートによってプログラムの改ざんを始めとして、アカウントの売買には様々な問題が起きた事例がありますが、そのほとんどはRMTサイトを介さずに行った、SNS上での取引にて発生しています。
RMTサイトでは、販売者の評価が公開されているため、問題のあるアカウントや虚偽の情報がわかると、必然的に評価も下がるので問題の発生が予防されます。
ポイント
しかし、SNSでの取引はその限りではありません。
また、SNS上での取引だと、アカウントIDを公開したことによって、それが運営に見つかり垢BANを受ける可能性も非常に高くなります。
プライベートチャット(もしくはDM)で連絡を取れば、その可能性も抑えられるかもしれませんが、それでもリスクが高いのは否定できません。
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アカウントの売買に使えるサイト
ゲームアカウントの売買には、主に二つの方法「RMTサイトを利用する」「SNS上で取引する」がありますが、SNS上では非常に問題やリスクが目立つため、基本的にはおすすめできないと言えます。
なので、アカウントを売りたい方も買いたい方も、ぜひRMTサイトを利用しましょう。
RMTサイトには様々なサイトがありますが、メジャーなところとしてゲームトレードがあります。
ポイント
販売者側の手数料が8.8%と少々高めではありますが、ユーザーも多くサイト自体も比較的分かりやすいため、初心者の方にとっても利用しやすいサイトです。
また、購入者が利用するサイトとしても、問題が発生した時の対応や、取引の手順が徹底されているため、ゲームアカウントの売買を行いたいときは、ゲームトレードを利用しておけば基本的には十分であると言えます。
まとめ
今回は、ゲームアカウントの売買における違法性ややり方についてご紹介していきました。
ゲームアカウントを売買すること自体は違法ではありませんが、規約違反ではあるため、それを踏まえて垢BANを受けるリスクを理解して、取引を行う必要があります。
なので、SNS上でも取引を行う事もできますが、問題が発生するリスクも考慮して、ぜひRMTサイトを利用して売買を行ってくださいね。
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