自作のイラストを販売するにあたってなど、NFTアートを売買するのに、必要となってくるのが仮想通貨の取引所。
そこで今回は、名前を聞いたことがあるかも知れませんが、【コインチェック】を紹介します。
コインチェックとは
コインチェックとは、仮想通貨の売買が出来るサービスです。
Web版、iOS、Androidで利用出来て、金融庁から正式な登録業者として認められている取引所です。
出来ることは以下の通りです。
・仮想通貨の売買
・NFTの売買
・貸仮想通貨サービス
・ステーキングサービス
・積み立てサービス
仮想通貨やNFTの売買は有名ですが、貸仮想通貨サービスとステーキングサービスは聞いたことがないかもしれません。
貸仮想通貨サービスは通貨をコインチェックに貸し出すことでその金額、期間に応じてリターンが得られます。
ステーキングサービスはLISK(リスク)という通貨を保有しているだけで一定のリターンが得られます。
ただ、この機能は2021年8月20日以降停止しているので注意が必要です。
積み立てサービスは、毎月決まった金額の通貨を自動で積み立ててくれる機能です。
他にも電気やガスとの連携などもあるので気になったら公式サイトを覗いてみましょう。
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コインチェックの始め方
コインチェックを始めるにはアカウントが必要となります。
そのアカウントの作成方法を紹介していきます。主な流れは以下の通りです。
1.アカウント登録
2.本人確認
1.アカウント登録
メールアドレスで会員登録が出来ます。
指示に従うとSMS認証として電話番号が必要になります。
その入力が完了したらアカウント作成完了です。
2.本人確認
次に本人確認が必要になります。
ここで、Web版ではなく、スマホを使った本人確認を利用することで簡単に終えることが出来ます。
本人確認方法はスマホの内側カメラから自分の顔と証明書を同時に画面内に映して、指示通りに進めていけば完了となります。
非常に簡単に始めることが出来ます。
ここで、注意点として本人確認終了後から1~2営業日ほど審査の時間がかかるので、すぐには始めれないことを覚えておいてください。
また、Web版でのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となるので、少し面倒となります。
コインチェックでの仮想通貨取引について
コインチェックは2021年9月時点で17種類の通貨を取り扱っています。
購入方法は「販売所」と「取引所」の2つに分かれており、販売所では全銘柄が取り扱い可能ですが、スプレッドという買値と売値の差の分だけ損をする可能性があります。
一方取引所はWeb版でしか利用できず、銘柄も少なくなってしまいます。
ですが、スプレッドがとても小さく、販売所よりも有利な取引が可能となります。
自分の気になる銘柄があったら取引してみるのもいいですね。
コインチェックでのNFT取引について
コインチェックでは、NFT取引が出来ます。コインチェックNFTの主な概要図は以下の通りです。
引用:公式サイト(https://coincheck.com/ja/article/458#i2-3)
外部ウォレットとコインチェックのアカウントを連携することでNFTの取引を行えます。
現在はCoincheck NFT(β版)なので、アートの分野での取引はできませんが、自分で作った作品も出品することが出来ます。
主な取扱商品は以下の通りです。
・NFTトレカ
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CryptoSpells(クリプトスペルズ)
CryptoSpells(クリプトスペルズ)とはブロックチェーンを用いて作成されたトレーディングカードゲームです。
コインチェック上での取引はカードのみとなっており、オリジナルカードやゲーム内のカードを売買することができます。
ただ注意点としてオリジナルカードはゲームをある程度進めないと作成できないので気をつけてください。
The Sandbox(サンドボックス)
The Sandbox(サンドボックス)とはブロックチェーンを用いて作成された仮想空間で遊べるゲームです。
仮想空間上にLANDと呼ばれる土地を購入し、オリジナルキャラクターやアイテムを作成していきます。
コインチェック上での取引はLANDのみとなっています。
NFTトレカ
NFTトレカとはブロックチェーンを用いて作成されたデジタルトレーディングカードです。
現在は「SKE48」のトレカが話題となり、人気カードは高値で取引されています。
Sorare(ソラーレ)
Sorare(ソラーレ)とはブロックチェーンを用いて作成されたサッカーゲームです。
主な特徴としては、現実のサッカーの試合の結果がゲームに反映するゲームです。
取引ではNFTトレカと同様にサッカー選手のトレカの売買が出来ます。
Meebits(ミービッツ)
Meebits(ミービッツ)とはメタバース(仮想空間)上で利用できるデジタル3Dキャラクターを提供しています。
キャラクターをアニメーション化させて楽しむことが出来ます。
コインチェックでの取り扱いは2021年11月9日なので、開始されて間もないですが、キャラクターの売買が出来ます。
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コインチェックはどんな人におすすめ?
コインチェックは取り扱っている通貨の数が豊富なので思う存分通貨取引を楽しみたいという人やNFT取引をやりたいという人におすすめです。
特に売買できるNFTの種類が次々に増えているのでいつでも取引できる状態にしておくのも損はないですね。
Q&A
Q1 本人確認書類の種類を教えてください
当社手続きにおいて有効な本人確認書類は、以下のとおりです。
・運転免許証/運転経歴証明書
・個人番号カード/住民基本台帳カード
・パスポート
・在留カード/特別永住者証明書 (外国籍の方)
引用:公式サイト(https://faq.coincheck.com/s/article/10174?language=ja)
Q2 購入と売却時のレートが違うのはなぜですか。
提示価格は、他の暗号資産取引所などから配信される価格や、当社の暗号資産取引所の価格をもとに、注文数量などを考慮して生成した独自の価格となり、相場状況や市場の流動性により変動いたします。あらかじめご了承ください。
引用:公式サイト(https://faq.coincheck.com/s/article/40113?language=ja)
Q3 CoincheckアプリでNFT取引を利用できますか?
Coincheckアプリ(Android)にて、ご利用いただけます。
アプリからアクセスすると、ウェブビュー(WebView)を経由して操作が可能でございます。
※Coincheckアプリ(iOS)は、今後対応を予定しております
なお、Coincheckアプリからの場合、MetaMask連携ができないため入庫のみ利用できません。
また、スマートフォン(iOS / Android)では、モバイルブラウザからでも入庫はできません。
そのため、入庫の際はPCからブラウザを利用してご利用ください。
引用:公式サイト(https://faq.coincheck.com/s/article/108?language=ja)
まとめ
コインチェックについて紹介してきましたが、様々なサービスが利用できます。
特に近年話題になっているNFTの売買も出来るのが利点です。
今はまだβ版なので今後デジタルアートの分野の発展に期待ですね。
もしコインチェックでNFTを始めたいなら公式サイトで詳しく解説してあるので、見てみましょう。